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ミルバーン 18年 1975-1993 レアモルト 

さて、本日は前回からの続き♪


地元から少し離れた名古屋からの飲み日記です♪


随分と間が開いてしまいましたが・・・・


出張仕事が入ると貴重な飲み歩きができるかわりに


帰ってから写真の整理やら、飲んだ記憶のメモなどしていると


ブログが滞ってしまうというのが毎度のパターンです(^^;)


要するに・・・ブログの更新が止まっていたら・・・


どこかで遠征飲みをしていると思っていただいたら多分間違いないでしょう(笑)


と、いつものゴタクはこの辺にしまして・・・・


終電を逃して行き着いた「Gold BAR」さんでの夜明かし飲みの


第3弾はこちら↓


ミルバーン 18年 1975-1993 レアモルト 58.9%
    Millburn 18 yo 1975 Rare Malts 58.9%


 


コールバーンをお願いした後で、さて次は何にしようかと思った瞬間


ミルバーンが頭に浮かんだのは・・・別に閉鎖蒸留所繋がりというわけではなくて


語呂が似ていたからという単純な発想のお馬鹿さんです(^^;)


んんんん?バーンが付く蒸留所といえば・・・・


思い浮かぶのは、コールバーン・レディーバーン・スペイバーン・ヘーゼルバーン


辺りでしょうか・・・個人的にはヘーゼルバーンが好きなのですが・・・


バックバーにミルバーンがあったので(笑)


脱線はこの位に致しまして感想です♪


香りは、ほんのりとヒネたピート感をまとった比較的ドライな印象の香りが


先ずはやってきますが・・・時間と共にヒネた酸味感を伴ったフローラルな蜜感が


漂ってまいります♪


なんとなく上品な糠の香りのような感触も感じますが、次第にカフェオレのような


ニュアンスも顔を出してきます♪


全体的には大人しくやさしいフルーツ感と和菓子のようなニュアンスの甘い香りが


角の取れた酸味と共に香って来るイメージです(^^)



 


味わいは、非常に上品なのにどこか翳りを感じるような何ともいえない


淡い甘味がとても印象的です(^^)☆


香りの印象同様にこれといってインパクトのある感じではなく


あくまでもおとなしくて淡い印象なのですが舌に染み入る甘味は


とても優しく癒しを与えてくれるような雰囲気で良いです(^^)♪


なんとなく上品な御干菓子を口の中で含み溶かしているような印象(^^)☆


ふわふわと鼻抜けするヒネたピート感とほんのりとした焦げ感と


アクセントのような胡椒感もなかなか面白い取り合わせです♪



 


全体的にはさほど特徴的なところもインパクトもない凡庸な味


といってしまえばおしまいなのですが・・・じっくり飲んで見ると


いろいろ感じるところも多くて、私のような未熟者には修行になる


味わいです(^^)


本来なら3軒目ということでもっとヘヴィー系のモルトのほうが


よかったかな?と後から思いましたが・・・


思いっきり時間をかけて飲めるときのほうがこのての繊細な


モルトを飲むときは適しているのか?


などと勝手ないい訳を自分で考えてしまっております(笑)

 

よく寿司屋で「何から食べるか」などといううん蓄を聞きますが、


お店の力量を測るには先ずは「玉」だなんて話や


コハダの仕込を見れば職人のレベルやポリシーが解る、なんて話しや


のっけから大トロ注文するなんてど素人だとか・・・


色々言われていますけど・・・これまたモルトと同様で


その人が好きな食べ方や飲み方をしたら良いのであって


他人の趣向にとやかく文句は言いたくないものです(笑)


ただし・・・より美味しく感じたいという欲求があるのであれば


やはり最初は繊細なものからいただくのにこした事はないと


思ってしまうのもまた事実。


以前は何も感じなく飲んでいたウイスキーを、これほど美味しいと


感じるようになったのも、普通の方に比べたらあれこれと沢山


チャレンジしてきた賜物ですし、常日頃からモルトに対してだけは


繊細な感覚で向かい合いたいと思っております♪


なぁんて・・・言っておきながら・・・


文句なく素晴らしいと感じるものに出会うと、そんな繊細な感覚は


どこかへすっ飛んでしまう、毎度のブレブレ男です(^^;)


あれやこれやとマスターに話を付き合っていただきながら時間を


潰しておりましたが・・・いよいよ次回が最後の一杯です♪
 

#ミルバーン

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