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ハイランドパーク 12年 シルクプリント オフィシャル 

本日は前回より引き続きいつもの東京遠征飲み歩記です♪

池袋から有楽町へたどり着いて、一杯目のグレンリベット赤玉で

完全に移動のまどろみから目が覚めましたところで・・・

次に差し出していただきましたのがこちら↓

ハイランドパーク 12年 シルクプリント オフィシャル 43%

またまた貴重なボトルのお出ましです♪多分イタリア向け?

こちらで出していただくボトルは貴重品が殆どですが・・・・

80年代後半ラベルまでは経験させて頂いておりましたが

もちろんシルクプリントを頂くのは初めてです(^^)♪

香りは、うっとりとするような厚みのある香りです♪

これぞまさにヘザーハニーですね(^^)♪

オレンジが絡んだようなキャラメル感や、ドライフルーツの入ったパウンドケーキのような

温かみのある香りは何ともいえなく気持ちから暖まるようです(^^)/

ヒースのような印象や僅かな苦味もアクセントとしてステキに絡んでくるようです♪

厚みがあると言っても重すぎずとてもバランスが良い感じです☆

味わいは、口の中に入れると蜂蜜感と柑橘系のフルーツ感がステキに広がります(^^)☆

濃厚の一歩手前のような適度な厚みのボディーが良いですね♪

甘すぎないブレンデーに浸したイチジクやプラムのようなニュアンスもあり、そこへシナモン調の

スパイスが優しく絡む感じです♪

香り同様のしっとりとして上品な甘みのフルーツケーキのようなイメージですね♪

抜け際にはウッディーな印象もちらほらと見え隠れして・・・

ビックリするようなインパクトはないですが前回のグレンリベット同様

とても落ち着く味わいで非常に美味しいです(☆。☆)

最近よく思うのですが・・・何とか自分の感じたことを表現しようといつも書いているのですが・・・

所詮は色々な方々のテイスティングを見よう見まねでやっている感が強くて・・・

読んでくださっている方に伝いたいと言う事もありますが、基本的には自分が表現する事を

勉強すると言うか飲んだものの印象をつなぎとめておく為にやっていることとはいえ

頭の中のイメージを思うように言葉に出来ないジレンマがかなり高まりつつあります。

飲み込みが足らないことは言うまでもないのですが、美味しいとなんだか色々な印象が

混ざってしまうようでどういう表現に落とし込んだら良いのかとても迷う時があります(^^;)

はっきりと感じる感覚もあるのですが、美味しければ美味しいほど特定しにくい印象が

増えるように感じてしまいます。

言い訳するわけではありませんが・・・今はなき蕎麦の老舗の方々の蕎麦の汁に関する言葉に

なんだかとっても感慨深さを感じたのでちょいと引用させていただきます(^^;)

汁とは、醤油が入っていて醤油が入っているとわかっちゃいけない。

鰹節が入っていて、鰹節が入っていると判っちゃいけない。

出汁が利いていて出汁が利いていると判っちゃいけない。

砂糖が入っていて、砂糖が入っていると判っちゃいけない。

味醂が入っていて、味醂が入っていると判っちゃいけない。

どれが勝っていても、どれが負けていてもいけない。

ただ美味いと言うだけである。

藤村 和夫著の「蕎麦つゆ 江戸の味」の中からの抜粋ですが

実はこれ、最近よく読んでいる「そばもん」と言う漫画にも引用されております♪

この言葉をウイスキーのテイスティングに当てはめるのはちょっと乱暴かもわかりませんが・・・

「ただ美味いと言うだけ」と言うのには、とてもうなずける思いがしました♪

完成度の高いものほど何をどうとは上手く言えないけれどただひたすら美味しいと言う感じは

私も何度か経験しています。

ただもちろん、そういう思いをしたモルトたちにも夫々の色々な特徴があってそれをあえて

言葉に表現できる事がテイスターのスキルなんでしょうね・・・

私も死ぬまでにそんな事が出来るような感性を身につけたいものですが・・・

やっぱりこの程度の飲み方では実現は難しそうです(^^;)

なんて愚痴をこぼしながら次回はキャンベルさんでの最後の一杯ですm--m

#ハイランドパーク

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