本日は前回より引き続き6月中旬に訪れました京都からの飲み歩記
やっとたどり着いた「k-家」さんでの3杯目の日記です♪
前回の思いがけないモートラック攻撃にもうトラック並みの衝撃を受けまして
(ここ笑うとこです)
このラインだとお次はどんなものが来るのかと期待は高まる一方でしたが・・・
本当に予算が足りているのかどうかもかなり心配・・・
なぁんてことはさらさら頭に浮かばないお調子者状態になっておりました(^^;)
という所で、差し出していただきましたのがこちら↓
アベラワー 1964-1972 8年 グレンリベット表記 シグナトリー 50%
アベラワーはかなり以前にアイラ系から少しだけ離れ始めた頃にオフィシャルの
アブナックを頂いてそれまでのモルトの印象を変えざるを得なくなった銘柄
でもあります♪
当時は甘めのモルトをあまり好んでいなかったので、正直言って印象は
変ったものの「美味しい」と直感的には感じなかったのですが・・・
今回は・・・・
香りは、最初は少し柔らかめなのですがすぐに濃厚なシェリーが突撃
してまいります!モートラックからの流れが完璧だと感じるような芳醇さのある
香りでとにかく厚みがものすごいです(@。@)/
少し探ると・・・フローラルな香りやミンティーなイメージ、濃厚な樹液の様な
印象にほんの僅かなエステリーが絡み、全体をオールドっぽい柔らかいヒネ感が
包んで纏めているような感触です(^^)♪
これはなかなかの素敵な香りです(^^)/
味わいは、口に含んでもうビックリ(☆。☆)/
苦味を抑えた濃厚なクロスグリ!!!8年という熟成年数は先ず考えられないような
濃厚でいてくどくない甘さが口の中一杯に広がります(><)/
貴腐ワインを上等の赤ワインとブランデーでステキに薄めたような感じです♪
鼻に抜ける甘い香りはどこと無く上質のグレーンを思わせるような香木感を感じました☆
とにかく口に含んでから鼻に抜けるまでの間がもう恍惚です(☆。☆)
思わず「う。美味いっ!!」と言葉がこぼれるような感じです!!!
濃厚な甘い系は正直苦手なんですがこれはウイスキーがどうとかバーボンがどうとか
言うエリアを通り越して単純に美味いです(☆。☆)
焦げっぽいニュアンスも僅かなタンニンも全てが芳醇な甘さとステキにコラボレーションしています♪
これは・・・こんなんで8年のはずがないという疑念が素直に浮かんできます!
絶対に何か混ぜ物しているに違いないという疑念もわいてきます!
そのくらい素晴らしい飲み応え・・・・
参りましたm--m
これがいきなりじゃなくてあれだけ美味しいモートラックの後だというのが
またまた素晴らしい流れです(><)♪
手が届かないと知りつつも・・・ひょっとしてなんて考えもありましたので
例によって帰宅後調べました所・・・どうやらこれはシグナトリー社による
ボトルングらしいです。
オフィシャルはラベルの上下が蒔絵状の図柄になっているらしく、私が頂いた
ボトルはラベルの下の部分だけが蒔絵状になっています。
こうなるとオフィシャルの方も頂いてみたくなるというのが心情でして・・・
調べましたら国内でもちょっとだけ流通しておりましたが・・・・
やっぱり私レベルがとても手を出せるようなお値段ではありませんでした(^^;)
ひたすら残念・・・・でも、又見かけたらきっと飲んじゃうと思います(^^)♪
とにかく美味しくて幸せ一杯でした☆(^^)☆
この日は最初から4杯コースでお願いしておりまして・・・
はてさてこれだけビッグなテイストの強襲を仕掛けておいて最後に何が出てくるのか
これもかなり興味津々で・・・
最後の一杯は又次回へつ続きますm--m
#アベラワー