本日は6月中旬に訪れました京都からの飲み歩記です♪
ちょっと前に先輩に連れられて京都へ行ったばかりでしたが・・・
何の縁か今回は仕事の用事でまたまた京都入りを致しました。
当初は京都での仕事の前日に、仕事関係の方と一緒に大阪で
飲む予定がございまして・・・大阪といえばウスケバ発祥の地
行きたいお店は山ほど唸っておりましてこれは良い機会じゃないかぁ~・・・
と思っていたのですが・・・
前日は仕事の予定が詰まっていてどうにも待ち合わせの時間に
間に合いそうも無く・・・それならばせめて前回の京都のリベンジを
しようと言う事で一人遅い時間に京都入りして飲むことと致しました(笑)
京都は二泊ということになりますので・・・これは結構満喫できるかも♪
てな訳でホテルに着くとさっさと荷物だけ部屋へ放り込んで先ずは一件目♪
ホテルはすぐ近くでしたので歩いて直ぐついちゃいまして・・・
いつも迷う私がこちらのお店は直ぐに見つかりました(^^)♪
あんまり直ぐに見つかっちゃうとかえってつまらない・・・なんてゴタクはともかく、店内に入りますと・・・・
もう完璧な昭和レトロ!!!
カウンターに肘をつくと怒られるなんて噂もよく聞いておりましたので
ちょいと緊張気味に一杯目は銘柄お任せでハイボールを頂きました♪
周りを見渡すとカウンターの端のほうに常連様と思しき方が4人ほど
お見えになりまして、なにやら昔のテレビ番組の話で盛り上がっておられました♪
せっかく来たのですからモルトも頂いて行こうと思いバックバーを見渡しましたが・・・
ここでふと脳裏に過ぎりましたのが・・・・ヤッパリこういうところで飲むならニッカかな♪
なんだかんだいいながら足元がおぼつかない私、飲んでいないものが多いジャパニーズ
ということで、お願いを致しましたのがこちら↓
竹鶴 21年 43%
あれやこれやと飲み歩いているくせにこういうものも飲んでいないのじゃ恥ずかしい
でも・・・自分で買うにはちょっとお高い気もする竹鶴21年です(^^;)
香りは、芳香な熟した和風の果実の香りとグレーン由来と思しき甘いコーヒー感♪
アクセント程度のスモーク感と鞣革のようなニュアンスも微かに感じましたが
全体的に甘さが際立っていてそこへ角の取れた酸味が絡むようにやってきます♪
とても落ち着く香りで・・・とにかくお店の雰囲気にとてもマッチしておりました♪
味わいは、柑橘系の甘酸っぱいニュアンスのフルーツですね(^^)♪
焦げっぽい印象のナッティーさと熟成感のある僅かなスパイスが素敵な
バランスで絡み合っております(^^)
全体的には優しいイメージなんですが輪郭はぼやけていない感じで
いがいに切れ味も兼ね備えているといった印象でした(^^)♪
落ち着いて素直に美味しくいただけるお酒ですね♪
これをしみじみ頂いていると・・・寡黙なマスターがおもむろに・・・・
竹鶴21年のアワード受賞の記事を差し出してくださいました♪
ヤッパリ私、ド素人丸出しだったんでしょうね・・・まだまだ酒飲みのオーラが
薄いようで・・・でも、せっかく出していただいたので記事をまじまじと
拝見させて頂きました♪
私があまりにも真剣に読んでいたせいか・・・「これは返してくださいよ」
と念を押されてしまいました(^^;)冗談だったのでしょうけどね(笑)
とにかく昭和感満点のお店でしたが、やはり京都の老舗ということなのか
常連様もお見えになったせいか・・・ちょっとだけ疎外感(笑)
と、そこへ初老の初見のお客様がやってまいりまして・・・マスターに一言・・・
「私はウイスキーはあまり飲まないんだけど・・・美味しいウイスキーといったら
やっぱりサントリーですよね♪サントリーのお酒あるかなぁ」ときちゃいました(^^;)
その時のマスター、毅然とした態度で「お酒の好みは人それぞれです」と対応して
おられまして、結局山崎をロックで飲まれておられましたが、そいつを飲みながら
そのお客様がマスターにまた追撃の一言!
「やっぱりこの山崎ってウイスキーが一番美味いんだよねぇ?」・・・・・・・・・・・・
このお方、どうしても自分の飲んでいるお酒がおいしいものだと保障して欲しいらしいです(^^;)
マスター平静を装っておられましたが僅かに引きつった顔で・・・
「ですからお酒は夫々好みというものがございますから・・・」
と仰っておられましたが・・・さすがにこのかたも少し雰囲気を感じたらしくそそくさと
ロックを飲み干しお帰りになられました(^^;)
内心、もうちょっと会話を広げてあげてもいいんじゃないのぉ・・・なんて思いつつ
なんとなく京都の老舗感に触れながら・・・やっぱりこういう所は黙って寡黙に
通い続けて初めて常連さんになれるのかなぁ・・・なんて思いも頭の中を
過ぎりました(^^;)
私にしては珍しくネガティブな内容になってしまったかもしれませんが、
これは決して嫌な気分になったということではなくて、京都の風を味わった
体験として捕らえていただきたいと思います(^^;)
こういうお店に溶け込めるような酒飲みになってきっとまた飲みに来ようと
心に誓ったお馬鹿ノンベーでございましたm--m
掲載許可は頂きましたが・・・内容ゆえ店名は伏せておきますm--m
でも・・・見る人が見たら解っちゃいますかね(^^;)
そんな事なら書かなきゃいいじゃないかと思われるかもしれませんが・・・
美味しいお酒を飲んだ記録として残しておきたかったので・・・
これを読んで気分を悪くされた方がお見えになったら大変申し訳ありませんm--m
これはひとえに私が未熟者という証拠ですので、どうかご寛大な心持で
ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
#竹鶴