本日は6月に訪れました秩父蒸留所の見学日記の番外編
「秩父 菊水酒造」 さんからのレポートです♪
何故日本酒?ウイスキーと何の関係が?
と思われる方もおられるかもしれませんのでちょこっと説明させていただきますと・・・
こちらの酒蔵さんはベンチャーウイスキーの肥土伊知郎社長のご実家でございます♪
暖簾には現在の代表銘柄「秩父小次郎」の文字が♪
この「秩父菊水酒造」さんは創業は平成15年と新しいのですが・・・
もともとは1625年-寛永2年-から380年もの歴史を積み重ねてきた
肥土酒造本家(元東亜酒造)さんを引き継いでおられる酒蔵さんです♪
http://www.chichibu-kikusui.com/
暖簾をくぐると店内には当時の代表銘柄の「萬願酒」と「晴菊」の
木製看板があり、その左端に17代目当主、肥土晴三郎さんの
名前がしっかりと刻まれております。
晴菊は晴三郎さんの晴の字と、好きだった菊の花からつけた名前なのだそうです。
現在の東亜酒造でも晴菊武州という銘柄の清酒を販売しておられます。
写真は撮れませんでしたが滅多に見ることの出来ない「麹室」もちらっと
見せていただきました♪
こちらは昭和35年、神鋼ファウドラー(現在の神戸製鋼所製)の仕込タンク↓
東亜酒造当時に使っていた屋根裏部屋なども見せていただきました♪
そこでは江戸時代くらいに使っていたと思われる当時の酒造りの道具なども
見ることが出来ました(^^)
ランプがなんとも洋風の骨董感があって幻想的です↓
他にも酒米を蒸す行程から上槽作業で使う圧搾機に至るまで、殆どの行程を拝見させて頂きました♪
特に圧搾機は何種類かあって結構興味深かったです♪
殆どの行程を見させていただいた後、蔵から外へ出ようとすると・・・出口脇に
これを発見↓
ポットスティルじゃないですか(@。@)/
お伺いすると・・・なんと羽生でウイスキーを作っていたときのポットスティルを移転して
来た物なのだそうです♪
こんな所にイチローズモルトの原点があるとは・・・見学ツアー一同思いがけない出会いに驚愕!
それまで酒蔵さんの説明に重く頷いていたのに・・・この前ではかなりテンション上昇♪
「おいおい、酒蔵に来てここへ食いつくのかぃ」(><)/
それまでぼちぼちと質問する程度だったのがこの前では・・・
怒涛の如く押しよせる質問の嵐(笑)
現在このポットスティルを使って焼酎の蒸留をしておられるのだそうです(^^)♪
表へ出ると倉庫の脇のひょんな所に昔の名残がございました↓
蔵の壁には肥土酒造本家時代からの紋所がはっきりと↓
シンボルの如く聳え立つ「秩父小次郎」の名前の入った煙突↓
驚きの出会いに興奮冷めやらぬまま一同試飲へ突入♪
清酒は勿論の事、濁り酒やあのポットスティルで作った焼酎♪
リキュールに至るまで・・・いやーぁ皆さんほんとに元気です(^^;)
私はこの日の夜、飲む予定がありましたし帰りには渋滞のバスという、車酔いする
私にとって最悪のシチュエーションが待ち構えておりましたので・・・
生酒と吟醸酒を二種類ほどと米焼酎と・・・やっぱり結構飲んでるな(爆)
勿論ホンノ少しずつだけ頂いてまいりました(笑)
これをご覧の皆様・・・西武秩父からはバスで来ると解りやすいですよ♪
なんてったってバス停がこれですから↓
なんとも纏まりのないだだらな日記に最後までお付き合いいただきました方・・・
大変お疲れ様でございましたm--m
最後に口直しと言う事で・・・酒蔵の前で撮影しました花の写真でも
ご覧になってくださいませ(^^;)
次回は東京へ帰ってからの・・・サプライズ飲み会です♪
#秩父蒸留所