本日も毎度ながら地元の安息所
MALT BAR「皐月」さんからの日記この日の3杯目です♪
すなおに美味しかった印象のリンクウッドに、以前にもました
更なる美味しさを感じて調子に乗ってしまいまして・・・
またしても以前にかなり衝撃だったボトルに再挑戦することと
致しました♪
そのボトルがこちら↓
ブナハーブン 36年 1966-2002 ダンカンテーラー ピアレス 40.1%
このボトルはフルーツアロマ全開系にはまるきっかけになった一本だともいえます♪
フルーツアロマを最初に体験したのが・・・当時感覚的には正露丸とスモークしか
認識できなかった頃であったにも拘らず恐ろしいほどの華やかな何国フルーツと
フローラルを撒き散らしていると感じましたオフィシャルボウモアの40年・・・・
普通ならこの時点でモルト気違いに開花してもよさそうなものなのに・・・その一杯が恐ろしいほど
高額であったために・・・「これは別物」として脳裏の隅にだけ置き去りにしていたのですが・・・
その後適度に楽しむ程度にぼちぼち飲んでいた時期を通り過ぎ、シェリー系などちょいちょい
楽しめるようになり・・・テイスティングの真似などするようになってからはじめてのフルーティー
アイラでしたのがこのボトル(前置き長すぎで済みません)
香りは、少し刺激を感じるかというほどに爽やかなアタックの綺麗な感じの南国フルーツ♪
新鮮なのだけれど僅かにヒネ感を持った草の印象と柔らかなスモークが、全開フルーツと
一緒に素敵に絡み合いなんとも言えず素敵な香りです(^^)☆
段々と桃やメロンのメローな感じの旨み感のあるフルーツとパイナップルや
ピンクグレープフルーツの甘味のある酸味、薄味のバタースコッチのようなニュアンス・・・
度数が低いということもあってか色々なニュアンスが感じられるのにすっきりと纏まっている
ようなバランスの取れ方はとても素敵です♪(☆。☆)/
味わいも、香り同様にアルコール感ではない爽やかさのある刺激がズズイと口の中で
先ずはじけます♪
熟成感があるのに新鮮な感じとでも言いましょうか・・・
酸味と甘みのバランスのとれたリンゴのニュアンスと柔らかい淡いタンニンを伴った
微かなリコリス♪
綺麗に透き通ったナツメグといった感じのスパイシーさも見え隠れしてじんわり感じる旨みが
段々と感じられるようになる樽感と絡み合って素敵です(^^)♪
ピリッとしたスパイシー感を僅かに残しながら綺麗に柔らかく長く続くフィニッシュも
素晴らしいです(^^)☆
こののボトルを最初にいただいたのは、以前にも少し紹介をしました師匠のお店「皐月」さんと
桑名の名店「ふるかわ屋」さんとのコラボ規格勉強会「ウヰスキーアカデミー」のアイラ編
だったのですが、他のアイラとかなり違う方向で最初にビックリはしたものの後から更に
「あれは美味しかったなぁ~」という印象が増して来まして・・・実はこちらで頂くのも
もう3回目なんです(^^;)
頂くたびに感動度合いが増していくのも、こういうブログをやってきたおかげかなと・・・・
自画自賛で申し訳ありません(^^;)
たまにはこうやって軌跡を振り返ってみると更に楽しめるのだなぁ~っと感じた
まだまだ入り口近辺を彷徨う初心者でしたm--m
#ブナハーブン