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ポートエレン 1983-2006 ジャン・ボワイエ

前回の名古屋&地元での飲みの翌日・・・

またまた例によって新年の宴席がございまして

いつもなら宴席後は一人抜け出して「皐月」へ足を

運ぶのですが、宴席後のお付き合いを抜け出せるタイミングを

失いまして、やっと一人になれた時間はもう「皐月」の

閉店間際・・・

前日結構飲んでおりましたし宴席や二次会でもそこそこ飲んで

おりましたので今日は帰るかな…とタクシー乗り場へ行くと

かなりの行列・・・

こうなると酒の虫がざわざわと疼き出しまして、時間があると

顔を出す地元のお店「ア・タント」へ行ってまいりました(^^;)

こちらは、「皐月」さんより1時間ほど閉店時間が遅いので

フィニッシュのカクテルなどをよく頂に行くのですが、

元はと言えば私をモルトの世界へ引き込むきっかけである

ラガヴーリンを私に勧めて頂いたマスターのいるお店です。

こちらへ来ると必ずと言って良いほど頂くカクテルが

「アイリッシュコーヒー」です♪

これが又絶品で、こちらのお店の看板商品でもございます♪

マスター曰く「コーヒーが美味しくなければ美味しいアイリッシュ

コーヒーは造れない」との事でコーヒーを入れている間、

少し時間が掛かります。

お一人で切り盛りされて見えるので、忙しそうな時は

なかなか注文がしにくいんですよね(^^;)

この日も他にお客様がお見えになりましたので、一息つくまでの間

やっぱりモルトを頂く事に致しまして…出していただきましたのが

こちら

ポートエレン 1983-2006 55%
   ジャン・ボワイエ ベスト・カスクス・オブ・スコットランド

前日のブルイックラディー・ピートで久しぶりのピートピート

だった事が後を引いていたせいもあり&こちらのお店が

アイラ系に力を入れていると言う事もありましてのチョイスです♪

香りは酸味の効いた柔らかいピートで、シダっぽいニュアンスも。

乳酸系がまろやかに絡んで段々と柔らかく南国系のフルーティー♪

最後の方で微かにミントが香り優しいスモークが掛かります♪

味わいは、優しいフルーツ感と乳酸がいいですね♪

潮っぽさとモルティーさもフィルタリングされたようなニュアンスで

絡んできて樽感も見え隠れする感じです。

よく味わうと、とても複雑なんですが全体的に温かみのある

纏まりがあってクリーミーな感じです♪

若干へタレ感はありましてもう少し切れが欲しいかな・・・

と言う感じもありましたが、最後の方でしたのでもう少し

早い時期に飲んでいれば全体的には纏まりがついていたのかなぁ~

なんて思いました(ホントに最近ちょっと贅沢気味です)

ジャン・ボワイエはフランスのボトラーズと言う事でこれまた初体験

ホントに次々と色んなネゴシアンがあって…覚え切れるかな…

そうこうしている内にお客様の対応もひと段落して、当初の目的である

アイリッシュコーヒーを作って頂きました♪

アイリッシュウイスキーのアルコールを飛ばす作業です♪

青い炎がご覧いただけるでしょうか・・・

グラスも温まり一石二鳥のこの作業はいつみても世間の喧騒を忘れさせる

風景です♪

コーヒーを注いで上にホイップクリームを乗せて出来上がり♪

クリームとコーヒーの温度差とアイリッシュウイスキーの香り・

クリームの甘さ・コーヒーの引き締まった苦味とアロマが

絡み合ってホントに美味しいです(^^)☆

冬場にはこのアイリッシュコーヒーとホットバタード・ラムが

〆の定番!

などと言いつつ…やっぱりカクテルもいろいろ飲みたいなぁ~

と欲深い感覚に陥るノンべーでしたm--m

#ポートエレン

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