The old man of hoy
オーカディアン(ハイランドパーク)12年 ブラッカダー
蒸留所名は書かれておりませんが中身はハイランドパーク。
オーカディアンとは「オークニーの人」という意味で土着の古代ピクト人と、その昔海を渡って来た
ヴァイキングの2つの民族の末裔を自認する方々の事を指すのだそうです。
オーカディアンは、イングランド人・スコットランド人の人々とはまた違う文化を大切
にしていて、その独自の文化を誇りにしているのだそうです。
オーカディアンで検索をするとスキャパのザ・オーカディアンがバンバンヒットします
がこれはハイランドパークです。
カスクで62%とかなりきつめですがそれほどむせるような感覚はありませんでした。
ただきつめのアルコールで味わいがぼやけたイメージになったかもしれません。
まずはピートがぐぐっと来るんですがとても濃いというか煮詰まったかんじの香りで
ヘザー系の香りと土のニュアンスとピートが絡まってきてなんともいえない感じ。
フィニッシュでようやく収まりが付いてきてほーっっっとします♪
これは通常のハイランドパークのイメージをもったまま飲むのはNGですね(笑)
良い意味で規格外のモルトです。(ゆえにオーカディアンなのでしょうか)
なんとなく「オーカディアン」と言うネーミングが伝わってきそうなモルトです♪
名前の由来を調べてよかったです。
結構後からイメージが付いてきた感がありました♪
The old man of hoy
直訳すれば「ホイおじさん」なんでしょうけれどラベルに描かれている岩のようなもの
の名前なのだそうです。オークニー諸島の一角にあるホイ島という島の殆ど最東端にある
岬近辺に聳え立つ岩の名称で、この近辺では有名な観光地なのだそうです♪
(ぜんぜん知らなかった・・・また行ってみたいところが増えました)
壮観ですね♪ 孤立した巨大な東尋坊といった感じでしょうか(笑)
いやはやオークニーにしてもジュラ島にしてもアイランズは絶対一度訪れたい場所です♪
#ハイランドパーク