タリスカー10年 旧ボトル
タリスカー10年 新ボトル
タクティカル25年(タリスカー)1980-2006 OMC ダグラスレイン
原点発起シリーズでタリスカーの飲み比べをしてみました♪
飲み比べ・・・未だ経験も薄く感覚も鈍い私には順番に呑んで
味を比べるなんていうことは結構至難の業でありますので・・・
三つ並べてのテイスティングです(笑)
はたして現行の10年と旧ボトルとの違いなんてわかるのだろうかと思いきや・・・
あぁぁ(☆゜o゜)ぁぁぁ 明らかに違う!Σ( ̄□ ̄;)
トップノートからこれほどの違いがあるとは思いませんでした・・・
タリスカーは言わずと知れたビッグネームですから、まだそれほどのこだわりが
なかった頃は、アイラ系とクライヌリッシュ系の中間点といった位置づけで
ちょっとひねった飲み方をしてみようかなぁ~なんていう時によく飲んでいましたが
その爆発スパイシーには最初の頃は少しハードなイメージを持っていました。
(私にとってはアードベックやラガヴーリンの方が飲みやすかった)
のめりこみ始めてからオフィシャルを殆ど呑んでいなかったので久しぶりの
タリスカーだったのですが・・・
新ボトルの方は旧ボトルに比べると良い意味でぼやけた感じ(マイルドになったと
言わないニュアンスを感じ取って頂けますでしょうか・・・)
相変わらずのタリスカーテイストというか、ピーティーさとスモーキーさにスパイシーさと
胡椒風味が爆発したピリピリヘビーなんですけれど・・・
一言で言えば旧ボトルの方が旨味が深いと感じました。
オイリーさも旧ボトルの方が舌にまとわり付く感じが強いように思いました。
潮の感じや少し湿っぽい海草というか草っぽい味わいのバランスも旧ボトルに特に
強く感じられ、フィニッシュのフルーティーさもやはり僅かながら旧ボトルの方の印象が強く
麦芽の甘みがよく出ているように感じました。
時間を置いて飲むとその違いは更に鮮明に強く感じるようになりました。
新ボトルが全てにおいて印象が薄いというわけではなく、バランス的には整っていて
とても飲みやすく仕上がっているという印象でした。
一言で言うと・・・なんだか新ボトルはタリスカーのブレンデッドといったイメージです。
で、タクティカルのほうはどうかといえば、やはり熟成感はあるもののボディーはそこそこ
しっかりとした感じ♪
香りは上品でエステルっぽい感じと重過ぎない熟成香で結構甘い感じ。
ただスパイシーさやソルティーさが感じられないわけでなく、わずかなピート香とシェリー香
とのバランスも複雑でかなり繊細な感触。
フィニッシュに向けて徐々にスモーキーな感じが出てきて全体をまとめるような感じでした。
初めての平行テイスティングでその違いが感じられたことに我ながら歓心・・・
と思いましたが…それはそこ、マスターの演出というか心遣いというか、明確な例から入って
いただいたのは間違いないですねノ(´д`)
次回はもう少しハードルが上がるのかなぁ・・・まぁどこまで付いてゆけるのか判りませんが
マスターの導きについてゆきたいと思っております♪
なんせ楽しいのでv(≧∇≦)v
#タリスカー