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ラガヴーリン 12年 ハートブラザーズ

彷徨人のモルト日記

ひさしぶりのモルト記事再開です♪

再開をきっかけにちょいとこの日記のネーミングの由来についてちょいと

触れてみたいと思います。

たかだか一般人のブログのネーミングに興味がある方がおられるとも思えませんが

一応自己満足の押し売りということでお付き合い願えればと存じますm--m

彷徨人(さまよいびと)という熟語は国語辞典には存在しない勝手な造語です(^^;)

この文字列を使っておられる方はほかにもおられますが、これはもともと

ワーグナーのオペラ「彷徨えるオランダ人」から頂戴いたしました。

彷徨えるオランダ人=略して彷徨人というわけです(^^;)

ご存知の方も多いと思いますが、この彷徨えるオランダ人は幽霊船の船長の

ことなんです。

フライング・ダッチマンと聞いて思い当たる節がある方もおられるかとは思います♪

最後の審判の日まで彷徨い続ける運命の幽霊船の船長と、

世界最高とおもえる一杯のモルトと巡り会えるまでBARを彷徨い続けるという私の

大げさなポリシーをかけてのネーミングというわけです(笑)

オペラの船長は7年に一度上陸を許されていて、その時に彼を愛する乙女と

巡り会う事が出来ると、呪いから介抱されるという内容なのですが・・・・

私の場合既に最愛の家族がおりますので、基本的に呪いから開放されることは

ないというわけです(爆)

世の中には素晴らしく美味しいモルトが山ほどありますので、きっとこれこそが

世界最高と思えるようなものに出会えることはありえないとも思いますが・・・

あえて死んでもモルトを求めて彷徨い続けるであろう私を、

この呪縛から解放してくれるものが現れるかどうかは定かではございません(大爆笑)

大変長い前置きはともかく


本日は皆様ご存知の山岡秀雄氏のイベントからの日記です♪
(古すぎてごめんなさい)


今年の8月1日にいつもお世話になっております名古屋のBAR BARNSさんにて

世界的に有名なウイスキーの本「モルトウイスキーコンパニオン」の訳者の一人であり

コレクターとしても非常に有名な山岡秀雄氏が

「シングルモルトのある風景 -アイラ、それはウィスキーの島」

というDVDブックを出版されまして、その記念イベントが開催されました。

ブログ繋がりの方からこの会へお誘いをいただいたときは本当に嬉しかったです♪

この出版記念イベントは東京でも行われておリまして、

山岡氏の貴重なコレクションの中からアイラのモルトを持ってきていただいて

そのテイスティングを皆で楽しむという趣向なのですが名古屋での

当日のラインナップはこちら↓

1. Kilchoman 232/2006 for masion de whisky 61.1%
2. Kilchoman 362/2006 for Isetan 61.6%
3. Kilchoman for whisky magazine live Tokyo 61.5%
4. Ardbeg 1974 Provenanse 55.6%
5. Ardbeg 1974 Kingsbury 50.0%
6. Ardbeg 1972-2000 Jan.OMC 50%
7. Bruichladdich 10y distilled 1970 43%
8. Bruichladdich 1970 44.2%
9. Bruichladdich X4+1 65.4%
10. Bruichladdich Islay Barley 2004 for Islay festival 2010 57.5%
11. Octomore 5y Edition02.1 PPM140 62.5%
12. Octomore 2002-2008 80.5ppm 46%
13. Caol Ila 25y 58.4%
14. Caol Ila 1996 for Islay Fes 2009 58%
15. Caol Ila 1999 for Islay Fes 2010 61.9%
16. Caol Ila 21y Rare Malts 61.3%
17. Caol Ila 27y 1982-2009 Duncan Taylor
18. Caol Ila 10y Unpeated bottled in 2009 65.8%
19. Caol Ila available at the distillery bottled in 2007 58.4%
20. Bunnahabhain 1968 Auld Acquaintance 43.8%
21. Bunnahabhain Moine 59.6%
22. Lagavulin 12y Hart Brothers 56.2%
23. Laphroaig Cairdeas master edition 57.3%
24. Bowmore 13y 1996-2010 for malt house Islay & shinanoya 59.1%

これはこのイベントにお誘い頂いた方のブログから拝借させて頂きました(^^;)

私はまず以前に飲んで美味しかった ラフロイグのマスターエディション]で軽く舌慣らしをした後で

最初に頂きましたのがこちら↓

ラガヴーリン 12年 ハートブラザーズ 57.3%

 

今ではラガヴーリンと明記されたボトラーズ物を見かけること自体稀な事ですし

そもそも私をアイラモルトの世界へと引き込んだきっかけになった蒸留所でしたので

最初にチョイスさせて頂きました♪

香りは、軽く石灰質のスモークが来ますが驚くほど甘い香りです♪

勿論ラガヴーリンのイメージがかなり先行してしまっていまして・・・ちゃんとアイラ系の

香りもあるのですが紅茶を燻したような感触が強く、軽やかに甘い芳香にビックリです(@。@)

フローラルと言っても良い感じの草っぽい華やかさもあって私のラガヴーリンのイメージは完全に崩壊です(笑)

ラフロイグの後ということもかなり影響しているかと思いますけどね(^^;)


 

味わいは・・・これまたビックリの甘い味わいです(@。@)/

とにかく優しく穏やかで綺麗な甘さがハーブ系の香りと共に押し寄せてくる感じです♪

度数からは感じられない優しいアタックでスルスルと入っていく感じで怖いです(^^;)

ピートやスモークは裏側に感じられはするものの頭の中にある基準よりも

かなり低かったせいもあり完全にハーブ系の香りと甘さの中に溶け込んでしまっておりました♪

これを飲んでラガヴーリンだと解るような感性を身につけるのは私にはかなり至難の業ですね(^^;)


 

なんだか否定的な書き方をしたようにも思えますが・・・・

実はかなり美味しくてビックリしておりました(^^)/

このラガヴーリンはかなりの反則技です(><)

我が家にも一本欲しい!!!!(笑)

なんてかなわぬ夢はともかく、予想を完全に裏切られながらも素晴らしく美味しいラガヴーリンに

酔いしれながら・・・次回も山岡氏のイベントからのレポート日記です♪

 

#ラガヴーリン

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