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竹鶴 35年 ハイボール

本日は久しぶりの我が家♪
 

地元四日市の師匠のお店こと「皐月」さんからの日記です♪
 

地方地方で色んなウイスキーと出会い、素敵な体験をすると
 

必ずここへ来て報告したくなると言うのがいつものパターンでして
 

この日も前回までの東京行脚の話がしたくて訪問いたしました♪
 

私、なんだかいつも飲み歩いているイメージがあるかも知れませんが・・・
 

田舎住まいのため飲みに行くのにとても苦労します(^^;)
 

車通勤の為、会社帰りに一杯引っ掛けると言うのが不可能な状態・・・
 

しかも電車やバスは10時には終わってしまうと言う有様でして
 

当然何か仕事の用事が無いと飲みにいけません(^^;)
 

たまに土・日曜日に家族で食事に出向いた帰りに妻に運転を
 

お願いして私だけ置いていってもらうことはありますが・・・
 

休みの日は出来る限り家族と一緒にいたいというのも本音でして
 

この日も久しぶりの訪問となったわけです♪
 

この日は昨年の夏の事・・・名古屋で行われた
 

山岡氏の主催イベント「名古屋でアイラモルトを飲もう」の会へ行った時に
 

山岡氏の出されたDVDブック
 

「シングルモルトのある風景 -アイラ、それはウィスキーの島」
 

を買って師匠にお土産に持っていったのですが・・・
 

裏を返せばお店で「このDVDを流して欲しい」という我侭だったのです・・・
 

ところが心優しい私の師匠、「ではお返しに」とさりげなく仰って
 

差し出していただいた最初の一杯がこちら↓
 

竹鶴35年 ハイボール

 

恐れ多くも、天下の奇跡のブレンデッド竹鶴35年をこともあろうかハイボール(><)/
 

「この本のことだけじゃなく、いつも色々お世話になっていますし、

こういうことでも無いとこんなお遊びも出来ませんから」と仰る師匠・・・・
 

なんだか御礼を期待して物を持っていっているような気まずい気持ちは通り越して
 

師匠の気遣いにはいつも本当に染み入る喜びと感謝を感じてしまいます(><)☆
 

やっぱりここが私の安息所であることに微塵の疑いも無いですね(^^)/
 

 

さて、前置きはこの辺で・・・早速頂こうと口を近づけると・・・・
 

飲む前に素晴らしい芳香が鼻を直撃ぃぃぃぃ!!
 

ビターなチョコレート感とナッティーな感触と厚みのあるフローラル♪
 

野生の木苺のようなニュアンスが見え隠れして、そこへジャパニーズ独特の
 

醤油樽に棲んでる酵母の様なイメージ・・・・
 

様々な香りが炭酸で昇華されて素晴らしく甘い香りになっているんです(@。@)☆
 

この甘みのある香りを感じてやはり頭に浮かんだのは・・・・グレーンの香りです!!!
 

竹鶴35年はモルトとグレーンの比率はほぼ1:1と言う事ですが・・・
 

炭酸で引き出されるこのグレーンの香りの素晴らしさはもう表現出来ないくらい
 

素敵な香りです!!!!
 

 

グレーンの芳香さにモルトの複雑なニュアンスが絡み合う・・・・
 

これこそハイボールの真骨頂なんじゃないかと常日頃から師匠とも言ってますが
 

(勿論、シングルモルトのハイボールも美味しい物は多々ありますが)
 

これははまさしく究極&至高のハイボールですね♪
 

勿論、ハイボールというカクテルの規範を考えれば明らかな反則でしょうけど(^^;)
 

遊びとはいえこういう経験の機会を与えてくれた師匠に心から感謝ですm--m
 

以前に、滅多に飲めないと言うか普通の人はまず飲めないであろう貴重なお酒を
 

チョコレートに練りこんだ方がおられまして・・・まだまだ修練が足りないおこちゃま
 

だった私は(いまでもあまり成長はしてませんが)そんな勿体無い!!!!
 

と苦言を発してしまった事があるのですが・・・・師匠にその話をしましたら・・・
 

「面白いじゃないですか♪ステキですね(^^)」と仰られて・・・・やっぱ大人ですね・・・・
 

更にこういう体験をとおして師匠の言葉やチョコレートを作られた方の気持ち
 

それをプロデュースされた方の気持ちも少しわかったような気が致しました♪
 

竹鶴の35年と言えばそれなりのお店で飲めば一杯で山崎12年一本買って
 

おつりの来る様なお酒・・・よほどの酒好きか金銭感覚の壊れた道楽者しか
 

飲まないようなお酒ですから・・・やっていることの基本は一緒です(^^;)
 

そのお酒に感動してしまったわけですから・・・・
 

そう、お酒なんですから、気を張らずに堅苦しい事は抜きに、美味しい物は美味しい
 

そういうリラックスした気持ちでいただくものなんだと・・・
 

またしても理屈っぽい私は思うのでありました(やっぱり馬鹿は死ななきゃ治らない)
 

だらだらと余計なことを沢山書きましたが・・・味わいも、ほろ苦さ・厚みのある甘さ・
 

芳香さの三位一体でストレートで感じることのできる深ゝとした美味しさが
 

華やかさをまとって綺麗に昇華された味わいです♪
 

バランス的には少し甘すぎる感もありましたが・・・そういう細かいところは飛んでしまう
 

くらいの楽しさが嫌な印象をすっかり払拭してくれるような感じです♪
 

お酒のおかげで成長させられる事の喜びを肌で感じつつ・・・次回も
 

師匠のお店での飲み日記です♪ 

#竹鶴

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