サントリー白州蒸留所に行って参りました。
ウィスキー博物館で受付を済ませ、14:00からの見学コースに参加。
発酵、蒸留、貯蔵の順番の見学。発酵は木樽を使用、この白州の地にある菌が使えるようにとの事、なるほど、なるほど。次に蒸留 ありましたポットスチルが。いまの時期は、発酵も蒸留作業も無く、メンテナンスの作業員がいるだけですが、稼動時は素敵な匂いが充満しているとのこと。
さあ、次は貯蔵ですが、その前に樽の内側を焼く作業 リチャー を実際に見れるそうです。
この樽の火を一杯の柄杓の水で消し、水蒸気を含んだ煙が周囲を囲んだ後、驚きました。なんと、バニラ香が漂ってくるのですよ。
さて、次は貯蔵です。扉を開け、中に入ると、これは、これは樽の香りと熟成しつつあるウィスキーに体全体が包み込みこまれます。
ラックにつまれた樽が、この貯蔵庫に何千とあるのでしょう、その貯蔵庫が十何棟。樽の数を数える気がしません。すぐそばには1973年の樽があります。この白州は1973年に出来たので、白州最初の樽の一つ、でもこの樽はまだまだ熟成には至っていないそうです。(晩生があって早稲がある、くさらない、くさらない。 相田みつお風)
見学はこれで終了、後はウィスキーテイスティングがあります。
ここで頂ける銘柄は白州12年、山崎12年の2銘柄。共に、ハイボールとウィスキーを同量の水で割り、ロックで頂くハーフロックを時間内であれば(30分)お好きなだけ飲めます。
でも、私は車のためアルコールはダメー。それならばと匂いのテイスティングをと、今日見学の案内をして頂いた方にお願いし、2銘柄のゲットに成功。ちゃんとテイスティンググラスに入れて持ってきてもらい、見学に同行した人とあーだこーだと言いながら香りを楽しんだのでした。
匂いと香りに参りました。美味しいはずですよね、美味しくない訳がない!!
そうでした、モルト一樽 ¥26,000,000は1981年白州蒸留所カスクNO.TU04805の樽です。
当然ピンのほうです。山崎蒸留所では1979年 ミズナラの樽が¥30,000,000とパンフレットに出ておりました。
以上。