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バーで飲もう! 酔っ払い伝説篇 其の1

バーでのマナー違反に“寝る”という行為があるのだが、このHPをご覧の方にはそんな経験はないと信じたい・・・ないですよね!?
愛を語り合っているカップル、一日の疲れを癒す酒を静かに飲んでいるお客様の横でグースカ寝られたのでは、バーの雰囲気なんて粉々に砕け散ってしまう。

酷い場合にはグーグーガーガー大きなイビキをかいたり、大声で寝言を言ったり!いくら起こしても起きなかったり・・・
こんなシーンを目撃したことはありませんか? または自分が寝てしまったことはありませんか?・・・ありますよね!?
バーではありませんが、私も飲んで寝てしまった経験はあります。
ハハハ・・・(^_^;)

以前、不本意に寝てしまったお客様の中で強烈な思い出に残る行動をとった男性がいたのを思い出した。
彼は会社の同僚と二人で来店したのだが、来店したときにはすでに“いい気分”に酔っていた。 1杯目の軽いロングカクテルを飲んでいたのだが、話し込んでいるうちに眠くなったようで、そのまま寝てしまった。

他に客も居らず、「まぁいいか」と私は連れのお客様と話をしていたのだが、彼は突然大声で寝言を言い出した。『それが正解!それが正解!・・・』何かクイズでもしていたのだろうか?
 
話が長くなったので、連れの方が起こそうとした。 すると彼はいきなり立ち上がり、レジの方へ近づいて来た。彼は靴を脱ぐと正座して『ありがとうございました』と礼を言い、靴を履かないまま外へ飛び出したのだ。 私は連れの方と脱いだ靴を持って追いかけ、エレベーターの前で捕まえた。そこでやっと彼は我に戻った。『どうしたん?』・・・私と連れの方は、彼の靴を持ったまま笑うしかなかった。

飲んでいるうちに酔ってきて、知らないうちに寝てしまったとか、本意でない場合も多々あると思う。 ただ、周りに他のお客様がいる場合は、速やかに起きてもらわなければならない。
 
よく、団体客で寝てしまった連れを放置しているケースを見かけるが、放っておくと大変な失態を招いてしまうことになりかねない。連れてきた人には責任がある。
酒を飲んだら酔うのは当たり前のことだが、自分達も周りも最後まで楽しく過ごせるように気遣いをしたいものだ。

あとがき
酔っ払い伝説は数々ありますが、ご本人の名誉のため紹介できないケースもあります。 しかし、“人の振り見て、我が振り直せ”じゃないですが、これをご覧の方々が同じ過ちを犯さないよう、できるだけ紹介したいと思います。

#BAR

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