【速】 タムデュー Tamdhu 34yo 1967/2001 (50%, Douglas Laing
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【ファースト】:すっきりしている スイカ
青っぽいメロン 果実感充実 金木犀 全体的に勢いがある バニラエッセンス ミルクチョコレート
ホワイトチョコレート 時間と共にカスタードシュークリーム
【ミドル】:まろやか あとをひかない
ゆるくていい ビターチョコレート 焦げた麦
【フィニッシュ】:返り・鼻抜けは優しい 杏の酸味
しみ込む 余韻は長くない マスタード 唐辛子
ヒデ麻呂氏主催の「タムデューを飲もう」提供ボトル。
- タムデュー 1967/2001 ダグラスレインOMC 50度。
香りが果実感に溢れていて、同OMC1966に比較しても会場の評価が上回っていた感がありました。
ミドルはタムデュー持ち前の、甘さをまとっていながら芯にはっきり麦を感じる「まろやかな」ボディ。
これはもしボディのエッジ、フィニッシュの返りや余韻を優先させるなら1966に分があるのかもしれません。
1967はむしろフレーバーの境界線がハッキリしないからこそ「ゆっくりと広がった後、儚く消えていくよう」に感じ、
再確認しようと杯数を重ねて行きたくなる。そんなそそられる魅力を持っているように思いました。
シングルカスクのボトルを評価するときに、「1杯での満足」「何杯も飲みたくなる魅力」のどちらを優先するべきなのか、同一線で考えていいのか。
結果いい部分だけをピックアップして「何も引かない」方法で評価をすることにしましたが、最後の評価表回収の際に頭を悩ませるきっかけになった1本です。
#タムデュー