【速】グレンドロナック Glendronach 20yo 1970/1990
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【ファースト】:濃い琥珀 アルコール感しっかり 上面発香素晴らしい 杏(++) 巨峰(++) 動物的脂肪酸(なめし革)(++) アメリカンチェリー オレンジ ミント 植物感はハーブ系 酸味は炭酸 レモン ベルモットロッソ 生姜 とても複雑な香り
【ミドル】:ボディしっかりしているが輪郭は穏やか 干し柿(++) なめし革 葡萄の皮の渋み 焙煎コーヒー かなり重量感がある
【フィニッシュ】:返り優先 杏 ブドウ プルーンの渋み レーズン 重量級の余韻 黒飴
グレンドロナックといえば、近年はベンリアック蒸留所がオーナーとなって再び濃厚なシェリー感にこだわったボトルが出始めたという印象が強いですし、緑のダンピー8年・12年あたりがリリースされた頃の南国感を感じさせるシェリーがあまり主張していない印象があって、1990年瓶詰めでまさか3800本もこれだけ重量級のリリースが行われていたというのは。。。
しかも宮城県塩釜本社時代の「やまや」さんが引いてきていたというんですから凄いです。
間違いなく往年のマッカラン・ダルモアを彷彿とさせる高品質なシェリーで、ただ重いだけではなく、特に香りが複雑さと深みを持っていて圧倒されました。ヴァッティングの妙。
#グレンドロナック