【速】グレンバーギ Glenburgie 39y 1963-2002 bottled by hand (58%, Signatory Straight from the Cask, c. #4750) Selected by LMdW 185本限定
【ファースト】:やや濃い琥珀 とても牧歌的・田舎的感覚に覆い包まれる(語弊があるかもしれないがローカルバーレーの時にも触れた感覚) オイリーな麦・藁 かなりナチュラルな蜂蜜 青い梅と赤い梅 紫蘇 強くはないが煙感 馬油 ごま油 時間が経ってくると動物的な肉感(燻製というよりはテリヤキ) サラミ かすかにチョコレート ピーナッツ アーモンド 黒ではなく薄茶のカリントウ 土感 木材 やはり酢酸もある とても複雑かつ個性的 圧倒される アルコール感と香りのバランスが最高 力強い
【ミドル】:パワフルで厚みのあるボディ、フィニッシュにかけて連結感が素晴らしい 舌の上でオイリーかつピリピリとアルコール感 スパイスは塩・コショウ ほうじ茶のタンニン 山椒のヒント ここにきて甘みは蜂蜜とバニラ 若干クリーミーな発展 決して広がりすぎない(この点ローカルバーレーよりもアドバンテージといえるかもしれない)
【フィニッシュ】:このフィニッシュは経験したことがない もちろん返ってくる 鼻も抜けるのだが 短い間に何度かの余震があって その直後本震が怒涛のように去っていく これは反則だ 突き抜けまくっている 確実に他のモルトの2度は山がある 非常に長いのだが切れあがる余韻 麦 オイリー 塩
いわゆる 海外評価「グレンバーギ史上 歴代1位ボトル」 やはりそれだけの評価をされるのには理由があった。
極めて個性的で、テイスティングの途中「これまで飲んできたモルトの中で1番のフィニッシュかもしれない」と思った。
グレンバーギはもはや説明の必要もない「バランタインのメインモルト」。その需要に対して慢性的に不足していた仕込み水の確保に苦労し、シングルモルトとしてOBのリリースは2002年までなかった。
私としては何も恥じらうことはないでしょう。すぐに気付きました。100点です。なんの不満もありません。
もちろん「ボトル共同サークル用」にも出しますので楽しみにしていてください。
#グレンバーギ