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【サークル】tkuboさんのテイスティングノート

【ボトル共同購入サークル2110】にご参加いただいた、tkuboさんからテイスティングノートが届きました!!


 BOWMORE   31年  1957-1988  
HART BROTHERS Finest Collection  40度

bow

テイスティング者

 tkuboさん

香り

柑橘類の果汁と皮の香りが穏やかに。 若干の革と飴。アルコールの刺激はほぼ無し。

飲み口は舌が液体の飴に包まれるよう。少しオイリーということか?
 その後に煙と潮と少しの革や焦がしたカカオの香ばしさ、ついで徐々に柑橘系の味が細やかに立ってくる。
 麦感は少ないが、飲み込み終わりに舌の両側にアルコールの刺激と上面にバター様のコクを少し。
 舌を通る時と残り香に微かにジンジャー。

フィニッシュ

最後は穏やかな果実と甘さが長い。
 残り香は果実が消えると共に、ミルクチョコレートに油。

その他

 例えるなら老貴婦人。デリケートで高貴だか、複雑さには多少欠ける。



TOMATIN 1976-2000 50度 186本限定 75CL 北米向け

テイスティング者

 tkuboさん

香り

 米ぬか、納豆。
 
それに隠れてパッションフルーツとセメダイン少々。

飲むと南国フルーツが広がる。 干し貝柱様の乾物も裏に少し。 
口中に広がる際に若干のミント。
 舌の奥に胡椒と樽。

フィニッシュ

最後はアルコールが消えるとともに果実とスパイスを連れたウッディさが立つ。
 
残り香は非常に南国感が溢れて素晴らしい。 それが引いて紅茶の香りに変わっていく。

その他

 非常にすばらしいが、香りの嗅ぎ始めのぬかっぽさがWFのBenriachと比較して、惜しいなと感じてしまう。

 CAOL ILA  26y  1982  54,5%  700ml
 BBR  for  La Maison Du Whisky

caol ila

テイスティング者

 tkuboさん

香り

アルコールとピートの刺激、シナモン、セメダイン、オレンジ、マッチ。

口に含むとピートが速やかに膨張する。 が、オクトモアみたいにピート味のオブラートを鼻や口に貼る様なまとわりつきがなくて潔い。
 わずかにオイリー。オレンジやレモンの皮。
 竹、樹皮。火薬。生姜。昆虫(甲虫?)。

フィニッシュ

 最後までピートがオレンジの皮を伴って、どこまでも広がる様で幸せ。
 
切れ味の良さがもう少し有ればと思うが、太さと複雑を兼ね備えたバランスは申し分無し。 
残り香に少しアンモニア。
 木炭に収束するが、非常に好ましく長い。

その他

切れ味の良さをもう少しと思うけれども、それは無粋かもしれない。
 太さと複雑を兼ね備えたバランスは申し分無いので。

 

tkuboさんテイスティングコメント本当にありがとうございました!

トマーチンのコメントにあるWFのベンリアックは、おそらく1976
#3558だと思うのですが、共にスペイサイドモルトで同年ヴィンテージの2つのボトルには、確かに共通項が多いと感じます。(若干トマーチンは内陸寄り・仕込み水も異なる)

「質の高い」ボトルを求めて、再びサークルのなかで感動を共有して行きたいと考えております。

よろしくおねがいいたします!

#ボトル共同購入

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