Malt Maniacs Awards 2010が発表になりました。
Glendronach 38yo 1972/2010 (49.5%, OB, Taiwan Import, C#700, 241 Bts.) |
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Caperdonich 37yo 1972/2010 (53.4%, Duncan Taylor Rare Auld, C#7420, 136 Bts.) Glen Scotia 33yo 1977/2010 (57%, A. D. Rattray, Sherry Hogshead, C#985, 195 Bts.) Karuizawa 32yo 1976/2009 'Noh' (63%, Number One Drinks, Sherry Butt, C#6719, 486 Bts.) Port Ellen 'Pe2' (59.5%, Speciality Drinks Ltd., Bottled +/- 2010) |
昨年はhttp://blog87.usukeba.com/e60673.htmlで特集記事を書いたのですが、今年はまだアップしきれていないボトルが多数選ばれてしまったので、どうしようかなと思っています。WHISKYLINKへ丁寧に1本ずつ書いていくしかないですね。
ゴールドメダルの90点のボトルの中では、第2回関東OFFの前夜祭に持っていったマッカラン1970メゾン向けが選ばれていて、これもまだコメントアップ出来ていないのですが、かなり美味しかったですね。スペイモルトということで加水ですが、加水して美味しくなる樽を見抜くコツを掴んでいるのがメゾンです。ローズバンク91もすごかったですが、採点範囲のボトルにならなかったようです。(このあたりはサンプルの範囲がメーカー献上品が多くなってきたことを感じさせます。240本のうち210何本に賞が贈られるようですので。)
数本仕入れたので地元のバーテンダーにもこのマッカラン持って行って飲んでもらったんですが、なぜか一様にいまいち反応薄でしたね。。。やっぱり1970と加水表示ラベルのせいなのでしょうか。最近のマッカランのOBが影響しているのかブランドイメージの低下が心配されます。
なにより良いものは良いと褒める姿勢は求められると思いますけど。。。これがオープンテイスティグの難しいところでしょう。
キャパドニックはダンカンテイラーが選ばれていますが、これは年初のC#7425 のドリスの方が、ファーストインパクトなのか印象に残っています。でもキャパドニックが最近日本でも人気が出てきているのを実感します。
なかなか出ないでしょうけどゲラヒも以前から推していますので、詰められる場合ぜひご一報いただければ。。。
ファークラスの40年がオフィシャルのバッティングで選ばれているのも素敵です。シングルカスクに物足りなさを感じることが最近時々。。。もっとバッティングが飲みたいです。
軽井沢はもうフランスメゾンの日本のウイスキー発掘に懸ける意欲の賜物で、逆に感謝しないといけないですね。また欧州のウイスキーファンが、濃厚なシェリーカスクを求める傾向は、ドロナック1972の2年連続ゴールドメダルを見ても顕著です。
(続く。。。か?)