*** 現在WHISKYLINKを中心に活動しております。***
本屋さんで「バーテンダー」18巻を見つけゲットしました。
2月からはドラマ化されるようで、また一段と注目が集まりそうですね。
その中に「スコッチの専門店」が出てきました。
そのオーナーバーテンダーは、
「カクテルは酒の味をごまかしている」
「ウォッカやジンは工業製品」
「オススメをくれと言われるのが一番困る」
などなど、お客の都合よりも自分の嗜好をアピールする人物設定。
毎日ウイスキーについて書いている者としては、こういうイメージは困っちゃうなと思うんですが、確かにそういうお店もあるのかも知れないし、上手いところを突いているなという気もして、心中複雑なところでした。
オーセンティックなBARのバーテンダーさんからすると、こういうマナーを知らないスコッチ専門店が次々出てきて面白く無いということなのでしょう。
でも、それは極度なウイスキーバカを自認する、私でも一緒です。
いいお酒があることも、良い雰囲気で飲めることも、その両方が必須だと思います。
私が出会った「素晴らしいBAR」というのは、カクテルがメインであっても、ウイスキーがメインであっても、その道を極めたバーテンダーさんというのは「気持ち」も良いものです。
ただ、なんとなく漫画の世界とはいえ、先のBARのような雰囲気になりやすい要因というか、その温度を感じることはできます。
「お酒」というのが、極めて愛する人にとって「重要な」存在であるので、自然とそれを守ろうと、排他的に、心中的に、盲目的になってしまう傾向があるんだと思います。
時々BARに行くような、お酒を飲むのも時々な人にはそういう事は起きないと思いますが、もう極めて日常で、日々のオアシスであったり、逃げ場所であったり、お酒が生きて行く上での必須要件となった場合に、先の「排他的、心中的、盲目的」な傾向が芽生えてしまいがちです。これは自分も理解できます。
その結果、ウイスキーだけが最高で、他のものはダメとむしろ批判してしまう。。。
あり得えそうだなーと思って印象に残りました。
でもまあ、ウイスキー中心のお店でもそういうお店ばかりではありませんし、自分なら行かないです。
ウイスキーマンガなら、喜んで原作お引き受けします^^