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ARDBEGへ~スコットランド珍道中記~

クリスティーンさんのガイドをしていただきながら、助手席に乗っておりますと、出発してすぐに鹿の子供が♪(写真はございませんが・・・)
こんなことも、普通に運転中にありうるような場所なんですよ。

ISLAYは♪まさに自然の中にいるという感じです。

素晴らしいアイラ島の風景を眺めながら、まず最初に向かった先はARDBEG蒸留所です。

あぁ~憧れでしたぁ、若い頃、一番好きだったんですよね。

今は、ディアジオ系列ですがかつてスチュワート・トマソンがウィスキー・マガジン・ライブに来日したときに一緒に写真撮ったなぁ~。

25歳のころですが・・・すごく興奮したのを覚えております。

その頃は、あのマイケルもご存命でしたから、懐かしいですね。

ディアジオ系になってからは、ARDBEGは白く毎年壁を塗っていると聞いた事がありましたが、まさに青空に映える色合いの蒸留所です。

樽に、「A」「R」「D」「B」「E」「G」と書いてある。

お洒落ですねぇ。

パコダ屋根からは、残念ながらすでに煙は出ておりませんが、パコダに窓がないことが確認できます。
今は大変に人気なCAFEとなっております。

こちらで待っておりますと、今日の案内役を務めていただく「スペシャル・ガイド」のジャッキーさん。

素晴らしく丁寧な英語で、わかりやすく、大変にハッピーな説明とアクションで僕達をARDBEGの魅力に引き込んでいってくれました。

最初にARDBEG蒸留所の成立ちを、すでに使われていないかつてはフロアモルティングをされていた場所にてガイドをしてただきました。
また復活するんじゃないのかな?と感じるほどそこには歴史を感じさせてくれます。でもすでにトレーニングマシンとかがありましたが(笑)

ARDBEGのモルト・ミルです。
2:7:1の説明を受けてます♪

これは、モルトミルに残っていたフラワーの部分。

思わず舐めてしまいましたが、結構甘い!!

ジャッキーは苦笑いをしておりましたが(笑)

これが、ミルにて分類される3種類の大きさのサンプルです。

GRISTと呼ばれる部分が主になります。

これは、マッシュ・タンの中です。
お湯をあわせて、レイキのスクリュー状になっている物で攪拌をしながらデンプンから糖分を抽出していきます。

もうすでに穀物の甘い香りがしております。

実は、ウォート(麦汁)を飲ませてもらいましたが・・・美味い!!!しかもピーティー!!
これが・・・・はぁ、まさに!!という感じですね♪

これがウォッシュ・バックの中です。
これは、一日目ですね。


これは、3日目くらいです。
1日目と比べると大分泡があまり立っていないことがお分かりになるのではないでしょうか。

そして・・・・ついに・・・飲ませてもらいました!!

して味わいは!

まさにピーティーなビアー!
1日目と3日目のウォッシュの飲み比べをさせていただきましたが、まったく違ってきます。
やはり木桶での発酵というだけあって、乳酸菌の出方が違うのでしょうね。
無論、発酵時間で違うのは当然ですが。

そして、ARDBEGの蒸留器です。

ご存知のとおり、ランタンヘッドの蒸留器で特筆すべきは、精留器がネックにあり、またヘッドがU字になっているのです。

これにより、重いスピリッツはもう一度釜に戻されて、再び蒸留をされていきます。
これにより、ピーティーだが柔らかくクリーミーな味わいのニュー・ポットが出来上がるのです。

まだまだ書き足りませんので、また続きます!!

#スコットランド珍道中記

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