オフィシャルのテーマとしてですが・・・これもある意味オフィシャルであります。
現在ディアジオ社の所有であるインチガワー蒸留所であり、同社のシリーズである「花と動物シリーズ」というシリーズの内の1本です。
ただしこれは、まだディアジオ社となる以前のユナイデット・ディスティラリーという名前の頃に同社が発売した初期のボトルになりますが・・・。
インチガワー蒸留所は、ベルの原酒としても有名で、スペイサイドでアレクサンダー・ウィルソンによって1871年に蒸留所が建設されました。
変わっているのは、1936年~38年までバッキーの町議会がインチガワーを所有していたことで、その後アーサー・ベル&サンズ社に売却されました。
仕込み水は、密造者として有名だったマクファーソンが密造に使っていたメンダフヒルの泉の水を使用しております。
香りは、海の香り、ソルティー、複雑さ、チョコレート、リッチでスイート。味わいはリッチ、スパイシー、次第にドライ。
クリーミーな味わいで、複雑さも素晴らしく知る人ぞ知るシングルモルトだと思います。
INCHGOWER 14年 花と動物シリーズ 初期ボトル ¥1300
#愛してやまないモルトたち