以前より興味がありましたが、今回初のトライをさせて頂く事に。
奥出雲の薔薇園にて作られている「さ姫」という食用の薔薇。
こちらの薔薇を使ったデザートやコンフィチュールやお料理には、いつも興味津々でして、いちどつかって見たいと思いました。
無農薬にて有機肥料を使い長い研究期間をかけて栽培されたこの薔薇。
実際に届いてから、封を開けますとその香りは店内を駆け巡り、なんともエレガントな空気感をつくりだしました。
こんなに甘い香りのする薔薇ははじめての経験です。
これは本当に遊びがいのある素材だ!!
と興奮しております。
まずは、試しにと思いまして抽出をさせたローズウォーターからシロップを作ってみました。
鍋で抽出をしておりますと、見る見るうちに色鮮やかに変化をしていく様と香りにおもわずうっとりとしてしまいます・・・。
そして完成したのがこちら
まさに「薔薇色」
香りも申し分ないです。
創作意欲がものすごく沸き立ちます!
まだまだ、研究の余地はありますが他にもデザートなどにも使いたいと考えております。
エレガントなカクテルをお楽しみくださいませ。
ちなみに、購入元の資料に興味がありましたので抜粋致します
華岡青洲が、ローズウォーターを作っていた!
華岡青洲とは、江戸時代に世界で初めて乳がん手術を行った外科医として知られている。
その華岡家に伝わる最古の麻酔技術の伝記に「ロウザ取り」というのがあります。
これは、現代で言うローズウォーターを生成する方法です。
華岡家では、傷口の消毒や口腔の処置にロウザワアトル(ローズ水)を使用していた。
そのため、門人は野薔薇(出雲のカタラ)を採取し、ランビキを模範し、桶を用いて
作った道具によりロウザワアトル(ローズ水)を製造していた出雲の地では、昔から薔薇を薬用に用いていた記録が残っています。
歴史好きの皆様へ捧げます(笑)
#フレッシュ・カクテル