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スコットランド珍道中記~ARDBEG続き~

ちょっとブログの更新が遅くなっておりまして、申しわけございません!!

ARDBEG蒸留所の続きです。

ARDBEGの蒸留器の説明まで終わりましたので、次はこの蒸留器から流れてくる新しい生命ともいえるニューポットが流れてくるスピリッツセイフをご紹介いたします。

このスピリッツセイフと呼ばれる中に蒸留されたニューポットが流れてくるわけなのですが、このBOXには鍵が付いておりまして勝手には飲むことは出来ません。
なので、スティルマンは流れてくるニューポットのアルコール度数で判断をして、ミドルカットの部分だけを取り出していきます。

樽の中につめる部分だけを選る為に上のレバーで、流れの向きを変えます。
ちなみにご存知ではない方もいらっしゃるとと思いますので、簡単に蒸留のご説明をさせていただきますと、蒸留された液体に含まれるアルコールの度数は、はじめとおわりでは度数も味わいも違ってきます。
最初の部分は、アルコールが高く刺激的な香りを多く含んで流れてきます。
最後の方になりますと、蒸留釜に残っているアルコール分が少なくなってきますので、アルコール度数が少なくなって風味もオイリーになってきます。

蒸留所により、違ってきますがアルコール度数約70度~63度ほどの部分だけをスピリッツレシーバーと呼ばれるタンクに貯めていくのです。
それで、レバーで流れてくるニューポットの向きを変えるんです。
なので、最初と最後の部分の蒸留液はカットされ次の蒸留にまわされることになります。

蒸留器を見学した後、移動した場所は樽へニューポットを入れる作業場です。
ある意味、ここからが長い時間という物に味わいをゆだねていくわけなんですね。

蒸留所によって樽にニューポットを入れる機械はさまざまなんですよね。
その意味では、アードベッグはクラフト感があります。
上の写真は、、ニューポットを樽の中に充填する装置です。

こんな感じで充填していきます。

この後、なんとダボ栓を打たせていただいておりました(笑)
響き渡る金槌の音が、なんともいえない瞬間でした。
そして、樽につめられた新しい生命は熟成庫へと運ばれていきます。

外に出ますとまだ今年入社したばかりの新入社員の指導をされておりました。
いや僕もしたい・・・。

次に、テイスティングへ向かう前にジャッキーさんがARDBEGから眺めることが出来るオーシャンビューを案内してくれました。

ジャッキーさんと記念撮影♪
心なしか僕の顔が赤いですね(笑)


ARDBEGのマスコット犬「ショーティー」がなんとも凛々しいですね。

そして、いよいよテイスティングルームへ・・・・なんですがここには大変なお宝があるので、割愛させていただきます。

うまかったぁ~~~~~!!

素晴らしいテイスティングを終えた後、美味しいと有名なARDBEGに併設されているキルンカフェでランチ。
平日なのに、結構混んでおりましてその人気ぶりがわかります。
確かに美味しかったですね。

名残惜しいですが、次の蒸留所へ向かう為ジャッキーさんとまた来ます!!と別れを告げ、次の訪問へとクリスティーナさんのLady od Isles号へ乗り込みました。

次は、Lagavulinです!!

#スコットランド珍道中記

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