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薔薇の堤(失われた蒸留所)

皆さんもよくご存知のローズバンクが久しぶりに入荷いたしました。
近年はローズバンクも樽が少なくなっているようで、愛好家達の間では高価な取引が始まっているらしく、新発売をすると即完売になることが多いシングルモルトの一つです。

僕自身の中では、春に飲むお酒かな?と思いついつい入れてしまいました。

ここで、少しROSEBANKの説明を一つ。

区分 ローランド 地域 中央ローランド 生産者 ユナイデッド・ディスティラリー社(現 ディアジオ)

蒸留 3回蒸留(伝統的なローランドの蒸留方法)

田園風な名前を持つこの蒸留所は、ファルカークに位置し、(おそらく薔薇が咲き誇った)フォース・クライド運河の岸に面している。この運河は、ウィスキーを運ぶ為の有効な手段であることをやめて久しく、新しい道路が蒸留所を二分するように、困ったように横切っている。1790年とう古い起源を持つにもかかわらず、このような事情により、この蒸留所は1993年に閉鎖された。

それに対して愛好家からの多くの苦情が同社に寄せられたが、「この決定は痛恨のものであった」と認めている。

ハウススタイル アロマティック、クローバーとカモミールを連想される。
愛好家達の為のウィスキー                                (モルトウィスキーコンパニオン抜粋 故マイケルジャクソン著)

今回の商品は、ロンドンにあるウィスキーショップ、ウィスキーエクスチェンジが選んだ本来ネット上でしか売られていない商品。

個人的にはエクスチェンジの選ぶ樽は好きなので今回のものもかなり当りだと思います。

#愛してやまないモルトたち

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