本日は、静かぁなまったりとした一日でした。
というよりもモルト&バーボン談義に花を咲かせた一日でもありました。
そんな中、お客様との会話の中でモルトラヴァーの方々には自分にとってのこのボトルという物があることに改めて感じ入りました。
嬉しかった時、何かの決意をした時、誰と飲み、そして楽しんだのか?それが想い出の1本となるのですよね。
僕にもそういうボトルがあります。
タイミングにもよるのですが、そういったボトルの空き瓶を思い入れのある方へ差し上げるのですが、事のほかそれを喜んでいただくことがあります。
勿論中身はないのですが、そのボトルを見ているだけでその味の記憶を思い起こすことが出来るというのです。
空き瓶なんでただのゴミだとおっしゃる方もいらっしゃいますが、そのボトルが何かのきっかけであったりすれば、その方にとっては大切な想い出なんですよね。
自分のお店にも結構な数の空き瓶がありますが、それを見ているだけで誰が好きだったボトルかとか、誰と楽しんだのかとかを思い出すことがあります。
そういうのって、なんか男のロマンチストの部分なんでしょうね。
でも大切なことなんですよね。
そんなふうに思えた一日でした。
#バーテンダーの独り言 #愛してやまないモルトたち