続いてアベラワーの怪物を飲む…アブナダで見せた物凄さを身に纏い、黄色い果物のオー・ド・ヴィーを凌駕するポテンシャルに感服する！
2010年11月13日18:53
アベラワー30年（43度、700ml） Aberlour
アベラワー蒸溜所のオフィシャルな30年物で、1000本のみの限定量生産品。
1966年秋に蒸留した原酒をバッティング。２つのシェリー樽（バット）と、１つのバーボン樽（ホッグスヘッド）を絶妙にブレンドしたアベラワー30年は、同蒸溜所のマスター・ディスティラーの手書きサイン入りラベルが示す通りの記念碑的存在だ。
68.5度で蒸留された原酒は、52.1度で樽出しの後、加水しアルコール度数を43度に調整している。なお、ラベルには固有の通し番号が手書きで記入されている。
Bottle Number 438 of 1000
オレンジがかった琥珀の色調。ビターオレンジ、ロカット、ミラベル、アプリコットのアロマ。上品なレザー、タバコ、シガーのニュアンス。厚みのある、スムースなボディ。穀物由来の香味、クリーミィ、リコリス（甘草）様の、また、木の根の様でいて、微かにスモーキーなピート香が渾然一体となった、複雑で洗練された風味を呈する。熟成と、巧みな技を感じさせるに十分な酒質が堪能できる。フィニッシュは、驚くほどにフレッシュなオーク樽由来の個性を感じさせる仕上がりとなっていて、その究極のバランスは実に興味深い。
Aberlour Glenlivet Distillery Co.,Ltd.、イギリス
堪らん
ママレードの怪物
柑橘と言うより、フォードビン・フルーツ
有り得ん…沈黙
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