数年ぶりのウイスキーマガジンライブ!いやあ楽しかった!いやあ飲みました!また、会いたい人に逢えました!昨晩は、ぐっすり寝落ちました!(前編)
今年は、ぺルノー・リカール・ジャパン社さんの招待だったので、久しぶりに参加しました!
ハイ、是です!
■ウイスキーマガジンライブ東京2011
http://www.whiskymagjapan.com/live/2011/
ここ数年は、何かと都合がつかず、まあ、いいやと諦めていたウイスキー最大のイベント、、、。
英国のウイスキーマガジンが発起人となって世界各地を転戦するイベントで、日本ではインポーターのウイスク・イーさんが主宰。
チケットが結構いいお値段がするので、それならボトルを買った方がいいやと言い訳して、最近はぱったり。
昔は、毎年行っていたのに、、、そうそう、ホームページ辞めてからだ、、、ご無沙汰でした!
さて、今年は東京ビッグタウンでは無くて、東京ミッドタウンで開催されました。
その方が、僕的には交通の便が良いので助かります。
受けた講座は、是です!
■マスタークラス14 シーバス・リーガル
題名:ブレンディング技術の妙技
講師:ダレン・ホージー(インターナショナル・ブランドアンバサダー)
日時:2/20(Day2) 12:00-13:00
場所:東京ミッドタウン、ミッドタウン・タワー4F(Rooms 7)
概要:シーバスリーガルのエレガントで、かつ芳醇な味わいは、ストラスアイラに象徴されるスペイサイド・モルトを中心とした原酒の厳選と、シーバスブラザーズ社に脈々と伝わるブレンディング技術の妙技に大きく由来します。
世界的に既に大きな成功を収め名声を博しているブランドの「味と香り」という原点を、あらためてシーバスブラザーズ社 ダレン・ホージよりお伝えしたいと存じます。
それでは、かいつまんで報告いたします。
先に、別会場の受付にて受付を済ませ、足早にマスタークラスの会場へ移動。
30分前、、、ちと、早すぎたか。
関係者しか居ない。
外で待機、一番乗りだったらしい。
受付で貰ったウイスキーマガジン特別号を拾い読み。
嗚呼、ウイスキーマガジン誌も久しぶりだ。
だって、ウイスキー解禁になったのは去年の春だからなあ!
まだ、一年未満だよ!
開場、チケットをもぎってもらい、入場、最前列の真ん中・右に席を採る。
■式次第
1 講演者の自己紹介
2 突撃インタビュー on USTREAM
3 スペイサイドについて
4 イメージビデオ
5 シーバス・リーガルについて
6 シーバス・ブラザーズ社について
7 テイスティング(6サンプル)
■テイスティング
●ザ・グレンリベット12年
カラー:淡い麦色
アロマ:フローラル、パイナップル、オーク、バニラ
テイスト:バニラ、ハチミツ、ソフト、シルキー、ピーチ、ペア
フィニッシュ:アーモンド、ヘーゼルナッツ、ジンジャー
●グレーン・ウイスキー12年
カラー:白ワイン、微かにイエロー
アロマ:バニラ、オーク、フローラル
テイスト、スムース、クリーミー、ジェントル、バニラ
フィニッシュ:オーク、ドライ
●ストラスアイラ12年
カラー:黄金色
アロマ:芳醇、フルーティ、オーク、ドライ
テイスト:ナッツ、チョコレート
フィニッシュ:リッチ、温かい、マイルド
●シーバス・リーガル12年
カラー:秋色がかった琥珀色
アロマ:野生のハーブ、ハチミツ、フルーツ
テイスト:バニラ、ヘーゼルナッツ、アップル、ハチミツ、クリーミー、まろやか
フィニッシュ:長い、やわらか
●シーバス・リーガル18年
カラー:綺麗な琥珀色
アロマ:ドライフルーツ、スパイス、バター、トフィ
テイスト:ベルベット、ダークチョコレート、ジンジャー、ドライフルーツ、フローラル、スモーキー、エレガント
フィニッシュ:温かい、長い
補足:エンジェルシェアは、樽詰め時に比較して総領の35%にもなるのだとか。高くても仕方がない。12年と比べてシェリー樽の割合が高い。
●シーバス・リーガル25年
カラー:淡い琥珀色
アロマ:アーモンド、オレンジ、ピーチ
テイスト:オレンジ、チョコレート、クリーミー
フィニッシュ:スムース、まろやか、贅沢、長い
補足:マスター・ブレンダーのコリンスコット氏の作。2007年の市場投入。アメリカ向けに輸出して大好評を得ながら、禁酒法で消え去った25年物を再現。
でした。
突然の闖入者が在って吃驚でしたが、他は粛々と進行しました。
グレーンと25年物は収穫でしたね!
あと、グレンリベット銘柄のミネラル・ウォーターも収穫でした。
■シーバス・リーガル、シーバス・ブラザーズ
1801年の創業。シーバス・リーガルは、1909年に市場投入。
詳細は、下記を参照の事。
http://chivas-regal.jp/
■ザ・グレンリべット蒸留所(The Glenlivet)
http://www.theglenlivet.com/
1824年、アッパー・ドラミン農場に蒸溜所を創業したジョージ・スミスは、1823年に施行された物品税法に従ってライセンスを取得した政府公認第1号の蒸溜所となった。1858年に最初の蒸溜所が火事で失われた後、ゴードン公爵から購入したミンモアの土地に新しい蒸溜所が建てられた。1953年にザ・グレンリベットは、グレン・グラントのJ&Jグラントと、その後1970年にはロングモーン・グレンリベット・ディスティラーズと合併した。拡大したグレンリベットのグループ企業は、1977年にカナダのシーグラム・カンパニーに買収された。2001年、シーグラム社の酒類部門売却に伴い、ペルノー・リカール社傘下の蒸溜所となっている。グレンリベットとは、ゲール語で”静かなる谷”の意味。
発酵漕はオレゴン松製が8基。ポットスチルはランタンヘッド型で初溜釜4基、再溜釜4基の合計8基。仕込み用水はリベット川の水ではなく、ジョシーの泉と呼ばれる井戸水を利用し、熟成はその3分の1をシェリー樽、もう3分の1をバーボン樽、残りをプレーンカスクで行っている。年間生産量は530万リットルである。
蒸溜所は、地元の丘陵、ブレイズ・オブ・グレンリベットの斜面にある。1880年代にグレンリベット蒸溜所の当時の所有者に、ザ・グレンリベットと名乗ることが許される正当なウィスキーはただ一つであるという法的判断が与えられている。当時すでにグレンリベットの名は有名で、人々がおどけて「スコットランドで一番長い渓谷」と呼ぶ程、ブランド名にグレンリベットを付ける蒸溜所が氾濫したからだ。
大麦の味わいと蜂蜜様の風味がミックスしたバランスの良さが特徴。グレンリベットを単独で名乗れるのはこの”ザ”がついたモルトのみ。
■ストラスアイラ蒸留所(Strathisla)
創業は、ハイランドで最も古く1786年。当初はミルタウンと呼ばれていた。後にミルトンとして知られるようになった。当初ストラスアイラは製品名であった、後に蒸溜所名もその名に変わった。1838年に小麦製粉工場に変えられた。その後、蒸溜所に復帰したが、1870年代に2度に亘って手痛い損害を受けた。最初は1876年の火事。その3年後には爆発事故が起こった。これらの事件の後に一度、さらに1965年にも近代化と拡張が行われた。長らく、カナダのシーグラム社の子会社であるシーヴァス・ブラザーズ社の所有となっていたが、2001年、シーグラム社の酒類部門売却に伴って、ペルノー・リカール社傘下の蒸溜所となっている。ストラスアイラとは、”広い谷にあるアイラ川”の意。
発酵漕はオレゴン松製が11基。ポットスチルはボール型とランタンヘッド型の2タイプがあり、初溜釜2基・再溜釜2基の合わせて4基。1965年の増築の際に2基増設されたもので、以前からあるオリジナルの2基は1990年代後半まで石炭の直火焚きが行われていた。しかし、現在はどちらもスチーム式に変わっている。仕込用水はフォン・ブイエンの泉の水を使用。年間生産量は200万リットルである。
蒸溜所は、キースの中心から半マイルの所に建っている。
独特な樽香と果実香が特徴で、熟成感を充分に堪能できる。シーバス・リーガルの中核をなす蒸溜所としても有名。
後編へ続く、、、。
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