香りと味わいのギャップが興味深い1本でした。
スプリングバンク SPRINGBANK 1995 22yo Copper Monument #470 45.8%
one of 240 bottles, Sherry Hogshead
香りはしっかりめの近年シェリー。デーツやプルーンなどドライフルーツ、ビターチョコレート、キャラメル、バーベキューのの肉と燃やした草。
飲むとリッチなシェリー感でベリージャムやドライフルーツの濃い甘味とコーヒーの渋味、旨味のあるダシ醤油、バーベキューのスモーク、リッチで長い余韻。
【Good/Very Good, Interesting】
コッパーモニュメントというイギリスのボトラーが最近リリースしたスプリングバンク1995、22年熟成です。
45.8%と低めの度数で、あえて加水でこの度数にしたのかと思ったのですが、テイスティングしてみるとかなり濃厚でカスクストレングスの度数落ちのようでした。
香りの時点では濃厚ではありますが典型的な近年のシーズニングシェリーカスクらしい要素が前面に出ています。
しかし飲んでみるとイメージが異なり、わりと昔のシェリーに近いニュアンスでした。また、近年のスプリングバンクのオフィシャルボトルに多いタイプのシェリー感とも違っていて、かなり美味しかったです。
香りと味わいのギャップが面白い1本でした。
なお、表ラベルの表記は21年で、裏ラベルには22年熟成と記載されており、あえて表は伝統的な21年表記にしたのかと思ったら、単にタイプミスだったようです。(笑)
度数も含めていろいろと紛らわしいボトルですね。。。
#スプリングバンク (SPRINGBANK)