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ラフロイグ 1987 15年 ダグラスレイン オールドモルトカスク

87の良いものらしいフルーティタイプでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1987-2002 15yo DOUGLAS LAING Ole Malt Cask 50%
one of 270 bottles

香りは華やかで強い、強く凝縮したシトラス、フローラル、乾いた麦、ヨードもある強めのピート、飲むとやわらかな口当たりから広がる、粉っぽいテクスチャーもある凝縮した柑橘の甘味と酸味、魚介ダシも感じる濃い旨味、ピートもしっかり主張、後半はややオイリーで長めの余韻。

【Very Good】

ダグラスレインのオールドモルトカスクから,クリア瓶のラフロイグ1987,15年熟成。

香りの最初から80年代ラフロイグに期待する凝縮感のある柑橘を中心としたフルーティが強く華やかに主張します。
フローラルなニュアンスやラフロイグらしいヨードの強いピートなども強く感じられますが,フルーツの主張が勝っているように思いました。
飲んでみると粉っぽいテクスチャーを感じるように凝縮感のあるフルーティがあり,甘味と酸味も心地良かったです。
そしてアイラモルトらしい魚介ダシの旨味や強めのピートの主張もありました。味わいでもフルーティさの方が前面に出ているようでしたね。

ラフロイグは1980年代後半になると,それまでのフルーティさよりも炭っぽいピートが前面に出ているものが増えてくる印象なのですが,1987ヴィンテージはかつてのフルーティなものを彷彿とさせるボトルが多いイメージがあります。
このボトルも,ピートよりもフルーティさが際立っており,ブラインドで飲んだら80年代前半の良いものと答えそうなボトルでした。
昔のラフロイグ好きにはたまらないですね。

 

#ラフロイグ (LAPHROAIG)

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