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ブローラ30年 オフィシャル 2004年ボトリング

ちょっと久しぶりでしたがまさにブローラです。

 

ブローラ BRORA 30年 OB 56.6%
bottled in 2004, one of 3000 bottles

アプリコットジャム、熟しすぎたリンゴ、しっとりしたピート、スモーク、焦がした麦、濃い樹液、リッチで濃厚な味わい、粘性の強いテクスチャー、アプリコットジャムやべっこうあめの甘味、少しダシの旨味、オイルとピートが長く残る。

【Very Good】

2004年ボトリングのオフィシャルブローラ30年。
2002年が1stだったはずなので、3rdリリースということになるのでしょうか。

樹液っぽさやぬるっとして粘性の強いテクスチャーなど、クライヌリッシュとかなり共通点も多いのですが、それに加えてしっとりとした強いピートが感じられ、ボディも厚いです。
以前、試飲会で「腐った(腐りかけだったかな?)果実のニュアンス」というのを特徴として指摘された方がいましたが、非常にわかりやすく共感の持てるコメントでした。このボトルにも、熟しすぎたフルーツの様なニュアンスが確かに感じられました。

ブローラのオフィシャルも、いつまで出続けるんだろうなどと言いながら傍観していましたが、ここ数年は価格が高騰したこともあって有楽町にも入らなくなりました。
飲み始めた頃は、閉鎖蒸留所で人気蒸留所だけどまだまだ出てくるよねと言っていたローズバンク、ポートエレン、そしてこのブローラなんかは、本当に出てこなくなりました。それぞれ個性もあって、ある程度のストックを手元に置いておくべきだったと思うのですが、結局ストックは薄いままです。。。
すでにびっくりするくらい高騰していますから、今後はBARで飲めるのがますますありがたいボトルになると思います。
 

#ブローラ (BRORA)

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