旨いですがバッチの謎が解けません。。。
グレンギリー GLENGARIOCH 1994-2011 OB SMALL BATCH RELEASE BATCH No.32 53.9%
香りは青リンゴキャンディ、ヴァニラ、シトラス、蜂蜜、少しカスタード、若い青草の植物感、しっかりとパンのような麦。
飲むと濃いめのシロップの甘さ、麦感しっかり、ちょっと根菜や豆、少し若いエグ味を伴う植物感、スパイシーはほどほどで少し緩い印象。
【Good】
グレンギリーオフィシャル・スモールバッチリリースのバッチNo.32。1994蒸留で2011年詰めのものです。
先日飲んだ同じシリーズのバッチNo.10がかなり美味しくCPが高いと感じたので、少なくとも過去に1~9までのバッチはあるだろうと思い、バッチNo.10を買った酒屋さんも含めて身近な人に聞いてみたものの、誰も知りませんでした・・・。
そこでちょっとネットで探してみたところ、このバッチNo.32を見つけました。
・・・ん?
・・・32??
最新の2012年詰めものもがバッチNo.10なのに、この2011年詰が32っていうのはどういうことなんでしょうか??
謎は深まるばかりです。
とりあえず、そこの酒屋さんにあった2本を購入し、1本は有楽町に持ち込み開けてもらいました。
肝心の内容ですが、基本スペックはバッチNo.10と同じだけあって味もよく似ています。
昔のイメージのギリーらしさはそれほどありませんが、バーボンバレルの良い成分がでており太さも感じる美味しいボトルでした。
ただ、1995バッチNo.10と比較するとややギュッと詰まったような濃厚さがなく全体に緩い印象を持ちました。また少し根菜や豆のような野暮ったいニュアンスも感じられ、自分としてはバッチNo.10の方が好きでした。ただそれでもCPは十分に高いオフィシャルのカスクストレングスの美味しいボトルだと思います。
他のバッチも見つかれば高くないですし是非飲んでみたいですね。
ただ、ほぼ情報がありません。
以前も書きましたししつこいですが、日本企業の蒸留所なんですから、もうちょっと国内にボトルや情報があっても良い気がします。
#グレンギリー (GLENGARIOCH)