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自宅テイスティング:グレンギリー 1995-2012 16年 オフィシャル スモールバッチリリース バッチ10

自宅でじっくり飲みましたが、やはり美味しいです。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 1995-2012 16yo OB SMALL BATCH RELEASE, BATCH No.10 52.9%
bourbon barrels

・香り:
濃い蜂蜜、しっかり全粒粉のパンのようなモルティ、ナッツ、少しセメダイン、リンゴ、バナナ、バニラクリーム、オレンジ、シナモン、紅茶、フルーティは時間とともに立ってくる。

・味わい:
強い蜂蜜、厚みのある良いモルティ、草、遅れてリンゴ、バナナ、アプリコット、クリーム、紅茶、コクがありトロリとした甘味が強い、若干の材木感と木の渋味が味を引き締める、わりとスパイシー、複雑ではないが十分にリッチで厚いボディ。

・余韻:
強い蜂蜜の甘さがスパイシーさを伴い長く残る。

・加水:
全体に優しい印象になるくらいでほとんど崩れない。

・総評:
旨みの濃い麦感と蜂蜜の甘味が突出したモルトだが、若いわりに裏打ちして深みを出す成分もしっかりあり完成度が高いボトル。

【Good/Very Good】

グレンギリーのスモールバッチのオフィシャルボトルで、バッチ10。
記事にしたあとで知ったのですが、スモールバッチリリースというシリーズのボトルだったようです。

「スモール・バッチ・リリースとは、同蒸留所の熟練の職人が時々熟成庫の樽(特に熟成庫の中心にある)をサンプリングする時に、特に素晴らしい樽があった場合、それらを特別に長期熟成させ、熟成のピークに達したときにスモール・バッチでボトリングするシリーズです。」
とのことです。

BARで飲んだ時にも書きましたが、このボトル、かなりCPの高い旨いモルトです。

以前の記事に思ったことはだいたい書いてしまいましたが、旨みのある麦と蜂蜜が特徴的で、バレル熟成のためか未熟感もなくとても良いです。
ピートはやはり感じられませんが、グレンギリーらしさは別にして旨いモルトでした。
ギリーの1990年代蒸留にも期待が持てそうです。

#グレンギリー (GLENGARIOCH)

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