この水曜日は会社を休みを取って,日本スコットランド協会主催の蒸溜所見学会へ.
江井ヶ島酒造の蒸溜所はずっと以前から見学したいと思っていたのですが,団体でないと見学できないようなことを聞いていたので,日本スコットランド協会の関西の幹事の方に昨年の春から話をしていたのですが,ようやく今回の見学会が実現しました.
さて,見学の日取りは,モルトウィスキーの仕込みで初溜釜と再溜釜の双方が稼働している日ということで,その日に決まったとのこと.蒸溜所に着くと,WHITE OAK WHISKY DISTILLERY の看板があり,白壁の綺麗な建物です.
会社紹介のビデオを見た後で,まずは資料館,そして清酒の仕込み場を見学.
資料館は流石に歴史があるだけあって,明治や大正といった時代の古い物が多数展示してました.清酒はこの時期は仕込みをしてませんが,清酒の仕込みの時期にも見学に来たい気がしますね.
続いて,ウイスキー蒸溜所へ.やはりたとえ小規模とは言え,稼働中の蒸溜所ってやっぱりいいですよね.真夏の暑い時期に冷房設備が無くて,かつ,高温の巨大な’やかん’の側に行くので暑さは覚悟してくるようにと,事前に幹事様からご連絡がありましたが,確かに暑かったですね.
でも,熱い釜の近くで皆さん熱心に色々と話を伺っておられました.
ポットスチルは初溜,再溜それぞれ1基づつ.いずれも小型です.う~ん,大きさや形は軽井沢のポットスチルに似た感じですね.初溜の方は上部が円錐状でネックに繋がる形で,再溜側はストレートに延びてからネックに繋がる感じの形です.いずれもスチームの加熱で,シェル&チューブの冷却なんだそうです.
ちょうど職人さんがスピリッツセイフの前でミドルカットをしておられるところでした.
見学の後は,試飲会.
蒸溜したての,スピリッツも味見させてもらいました.
コレ,このままでも結構美味しく飲めますよね.
帰りは,この蒸溜所から近くにある明石地ビール醸造所に立ち寄り,明石ビールを飲んでから帰路につきました.
今回の企画をして頂きました,日本スコットランド協会関西ウィスキー倶楽部幹事様には本当に色々と大変だったことと思いますが,感謝してます.ありがとうございました.
#蒸留所見学 #日本スコットランド協会