今から,2ヶ月ほど前の話です.
「ちょっと,話が・・」
会社で部長相当の上司に声をかけられた.何の話か,判らないため,疑心暗鬼の私.
なんだろう.査定の話だろうか?減俸なのかも(><).うわぁぁ.
「君ってよく飲みに行くそうだよねぇ」
「はぁ,時々行きますがぁ・・・」
「だったら,どこかいいシガーバーをし知ってたら教えて欲しいんだけれど」
「へっ???シガーですか?」
話を聞くと,取引先の社長が最近シガーにこっておられるとかで、前回出張で先方を訪問した際にその話になったとか,今度こちらにお見えになる機会があるかもしれないので,ご案内するのにどこかいいところはないかって話でした.
即座に,そういうことならホテルのバーにお連れするのが一番ですと勧め.シガーもちゃんと揃えてるだろうし,スタッフにもシガーに詳しい方がいらっしゃる可能性が高い,それに,接待ということならホテルのバーにしておけばまず間違いないと回答.とりあえずそれで納得した様子でした.
ところが今度は,その社長さんが見えられる前に,自分もあらかじめシガーについて勉強したいので,飲み代は出すから,街場のバーでどこか知ってるところに連れて行って欲しいとのこと.自分の行くバーでシガーを置いてるところがあるので,そこにでも行きましょうって話になりました.
そんな事があったその日はたまたまそのバーに伺う予定の日でした.カウンターでお気に入りのカエルちゃんを飲みながら,上司の事情を説明し,そのうちにつれてくるからその日はヨロシクなどと話していました.
すると,たまたまカウンターのお客様からシガーの注文が.いつもの事ながら,火をつける手元を注目してしまいます.店内にはシガーのイイ香りが.そんなに広くないバーですから,一人の方がシガーを嗜まれると,その香りはバー中に広がりますよねぇ.バニラというか何というかあまい香りが.
そんな香りを嗅ぎながら,上司と一緒に来る日には,どうせ奢ってもらえるのだから,その際にはシガーを吸いながらモルトのイイのをオーダーしてやろうなどと妄想していました.
あれから,1ヶ月以上・・・・・・
その後,上司はバーに行こうと言わなくなってしまったのですが,もしかして取引先の社長の興味は別のモノに変わってしまったのでしょうか?
こんな事なら,さっさと日程を決めて飲みに来れば良かった(><)
#雑記