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オールド・プルトニー 1977 28年

「酔いちきちんの地方BAR放浪記 九州編」第3弾でございます♪

小倉「BAR STAG」さんでの3杯目でございます。

オールド・プルトニー 1977 28年 57% STAGオリジナルボトル

このボトルはこちらのお店の10周年を記念してボトリングされた物だそうで

なかなかお目にかかれない貴重品ですね♪

プルトニーは確かG&Mの15年物だったかを依然飲んだ事がありますが

結構なアルコール感が前面に出ていて潮っぽく、結構独特の味わいであった

ような記憶があります。

まだまだ具体的な味わいを分析しようなどとはなから思っていなかった頃でした

が、独特の風味の印象は残っておりました。

肝心のテイスティングですが、熟成年数の違いもあるでしょうが以前に飲んだ

プルトニーとはかなり違う印象で、香りはとても温かみのある甘さ♪

フローラルな花の香りに爽やかさと酸味を伴った柔らかい蜂蜜の甘い香りで

かなりそそられます(^^)♪

アルコール感もとても穏やかで香りのアクセントになっている感じ。

ボディーはミドルよりもほんの少し軽い感じでオイリーなんですが、何と言うか

まろやかな感じです♪

麦と柑橘系の甘さが渾然となったような複雑な味わいですが潮感と

酸味が絡んで味わいの深さが染み入ってくるような感じです(^^)

フィニッシュはサラッと抜けるような感じの中にドライ感とピリッと感が

あり短めですが印象的ですね♪

何だか色々インスピレーションが沸いてくるんですが…言葉に出来ないもどかしさ

を感じてしまいます(^^;)

何はともあれ、楽しめる事に関しては結構なインパクトですね(^^)

1杯目2杯目の複線が見事に開花した様なラインナップで納得の一杯でした♪

予算が予算だけに、バックバーを眺める限りもっとハイクラスの楽しみが

溢れていそうなお店でしたが、「出来れば、“ここへ来たらこれは飲んでいって欲しい”

と言うような一杯がいただけると嬉しいです」というオーダーに完璧対応では

無いでしょうか(^^)

カウンターを眺めるとよだれが出そうなモーレンジのボトルがずらっと並んでおりました♪

博多へ向かう途中でしたので、もっとゆっくりと味わいたかったのですが新幹線の時間も

ありましたのでこの3杯で終了せざるおえませんでした(^^;)

博多へ向かう旨を伝えましたら、中州の有名店「ケルン」を紹介していただきました。

こちらのお店も以前からチェックはしていたんですが…いかんせん高級店で多分私

には無理だろうな…と思っている旨をお伝えしました所「そうですねぇ…あそこで

そこそこ楽しもうと思ったら最低福澤さんが必要ですね…何なら私連絡しておきましょうか?」

と仰っていただいたのですが・・・

福澤さんはそんなに何人も私の懐にはおりませんでしたので丁寧にお断りを致しました(^^;)

マスター曰く「福澤さん一人で少し遊ばせてもらえませんか?」と言えば色々とチョイスして

リーズナブルに何種類も飲ませていただけますよ♪とのことでしたが…

「リーズナブル」の基準があまりにも違いすぎるので遠征中の梯子酒の予定も考えると

最後に大枚叩いても良い状況でしかお邪魔できそうに無いですね(^^;)

なんですが…そこは欲の深いモルトバカ…眺めるだけでもお邪魔して、いつもの予算で出してもら

えそうなものだけでも頂いてこようかなぁ~などと思いながらお店を後に致しました(^^;)

#オールドプルトニー

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