【速】ラフロイグ Laphroaig 12yo ”Cairdeas” (57.5%, OB, 2009)
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【ファースト】:薄い琥珀 上面発香勢いがある(+) 桃 リンゴ 生ハム ややオイリー クッキー ヨード感 キャラメル カスタード 木材
【ミドル】:ボディはボトムがしっかりしている 桃の甘み 透明感 ヨード 燻製 ややアーシー 植物感(草)
【フィニッシュ】:鼻抜け優先(+) 辛みがしっかり 唐辛子(+) ホワイトペッパー(+) 燻製 ヨード やや塩も
こちらはオフィシャルのアイラフェスティバル向けカーディス09。
08ではクオーターカスクの盲点を1989の樽で補強したNASボトルということでしたが、09は12年熟成のカスクストレングス。珍しくクリアボトル。
メーカーズマークの樽を使用しているとのこと。甘みに透明感があります。バニラそのものというよりは麦感がのってクッキーのような感覚です。
ヨード感はしっかりしています。やはり08のクオーターカスクの盲点というのも、ラフロイグらしい海藻・ヨード・燻製感、そして塩味なのかもしれません。
もちろん蒸溜所も再溜の取りかたに気を配り、中溜(ハート)部分を後ろのほうにずらすようにしてスモーキーなフレーバーをより多く取り出すように配慮しているそうです。
ただ80年代蒸溜はもっと肉系の脂肪酸やヨードからダシのような感覚がありましたが、90年代(特に後半)はそこまで「臭み」は出ていないように思います。
ピート自体や熟成環境、水の変化にも大きく左右されているのかもしれません。好みもあると思いますが、飲みやすくなったこともあってかハイボールも人気ですね。
#ラフロイグ