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【速】Dailuaine1962 49.4%SigV10th

    


【速】ダルユーイン  Dailuaine 36yo 1962/1998
(49.4%,
Signatory Vintage 10th anniversary bottling(1988-1998), 34/180 Bts.)


【ファースト】:赤みのある琥珀 卒倒 ブドウ(+++) 杏(++) 白桃(++) アメリカンチェリー(+) *全体的にフルーツポンチ(淡い甘みのある果実の集合体のような香り) ホットケーキミックス(+) 杏仁豆腐(+) ミント(+) シソ レモンの皮 山椒 シナモン 生姜(+) 高貴 芳醇
 

【ミドル】:ボディは分厚い(+++) まさしく寸胴のイメージ 輪郭はっきり(+) 中央をしっかり麦・果実のフレーバーが通り抜ける レモンの酸味 ミント ブドウの皮のような渋みも(+) 時間と共にキャラメル モンブラン(+) 栗(+)  

【フィニッシュ】:鼻抜け、返りともに素晴らしい(++) ブドウ(+) 杏(+) 下あごロック シナモン(++) 唐辛子 白コショウ 麦感 杏仁豆腐 マーマレード(+) チョコレート モンブラン キャラメル 黒糖(+) 木材 

シグナトリヴィンテージの10周年記念エジンバラクリスタルデキャンタ。ダルユーイン1962。

グラスに注がれた時点で、その芳香の素晴らしさが伝わってくるぐらいです。オーラが漂っています。

素晴らしいシェリー樽を用いていることは疑いようのないブドウ~杏~アメリカンチェリーの果実感が炸裂。

ロングモーンの60年代のあの「チェリー香」を思い出します。やっぱりレモンピールが支えになっているんですよね。完璧です。

60年代のシェリー樽だからこそなのか、本当に樽だけのせいなのか。麦の品種なのか。モルティングの方法なのか。

同年代のボウモアにもある共通のこの感覚。。。この黄色ではなく赤い果実感は一体どうすれば得られるのでしょう。

そうこう考えているうちに、さらに強烈なビッグボディ、鮮やかなフィニッシュにやられます。

赤身を帯びた果実感とウイスキーとしてのパワフルさが共存している素晴らしいダルユーインです。参りました。

#ダルユーイン

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