グレンドロナック15年 旧ボトル(1990~2000年頃)
100% Matured in Sherry Casks
700ml 40度
価格:5000円~(現在は値上がり傾向に・・・)
オススメ度
☆☆☆☆☆☆
香り:チェリーやプルーン、少量のヒネ、角の取れた品のよい甘さのシェリー香。
カラメルや、やや焦げた黒砂糖もある。
シェリー感に嫌味がなく、適度でバランスが良い香り。
味:みずみずしい口当たり、シェリー感はこてこてだが、べったりではなくしっとりとしていて品のよさを感じる。
シェリー由来の甘み、葡萄、サルタナレーズン、麦芽風味、奥に微量のシイタケ。
余韻は渋みを伴いドライでビター、じんわりと染み込むようなふくよかで甘い余韻。
コメント:度数の関係もあるだろうが、現行15年と比べて角が取れた味わいだ。
原酒とシェリー樽フレーバーの一体感は断然旧ボトルに軍配が上がる。
先日のグレンドロナック15年新旧飲み比べの続き、INダフタウン@石川町
(グレンドロナック15年リヴァイヴァルはこちら)
このボトルは1990年~2000年ごろのモノ、
ドロナックが現行品のオリジナル12年にシフトしたのが2004年ごろなので、
それまでに流通していたボトルということになる。
このボトルや、同時期の18年でウィスキーにハマった人も多いのでは。
終売して5~6年といったところだが、ほとんど見かけることはない。(見かけても高いw)
メジャーではない銘柄ながら、根強い人気を誇っている。
さて、現行品の15年、18年がシェリー100%として復活したのは素晴らしいが、
やはり当時の再現にはいたっていないようだ。
目指す方向性の違いもあるのだろうが、しっとりとした味の一体感は旧のほうにあるように感じる。
ハッキリ系か、おしとやか系か・・・飲み手の好み次第か。
余談だが、先日懇意にしている酒屋が倉庫整理をしたところ、
モノが出てきたので購入することが出来た。開封が楽しみだ。
#グレンドロナック