昨日はスコッチ文化研究所 静岡支部によるテイスティングセミナーを開催させて頂きました。
今回のテーマは、グレンフィディック蒸溜所。
そしてサブセミナーとして、樽の種類による熟成を少しお話をさせて頂きました。
グレンフィディックの品目はこちら
グレンフィディック 12年
グレンフィディック 18年
グレンフィディック 復刻 オリジナル
グレンフィディック 19年 ディスカバリー バーボン・カスクフィニッシュ
グレンフィディック 19年 ディスカバリー マディラ・カスクフィニッシュ
の5種類です。
こちらを全てブラインドにて当ててもらうというよりも、情報無しでの真正面から味わいと香りを分析して頂く形でご用意させて頂きました。
これは、当てるというよりもウイスキーを先入観無しでお楽しみ頂きたかったのです。
実際のところ、今回はみなさま当てる事はできなかったのですが、正直言って今回は当てろというのが無理だったと思っております(笑)
グレンフィディックの凄い所は、どのラインナップにもグレンフィディックらしさがしっかりと感じるという所なのだと思うのです。
グレンフィディックには、洋梨感やハーブ、フレッシュさのある酸味を感じるのですが、これが樽が変わったり、熟成が長くなる事により味わいがどのように変化していくのかがよりわかり易かったのではないかと思いますが、ブラインドで当てるのは難しいと私も初めにお話をさせて頂きました。あえてこのような形をとってストレスを感じた方もいらっしゃったかと思いますが、ご容赦くださいませ。
さて、これに合わせるフードペアリングですが
グレンフィディック オリジナル × 秋鮭のリエット
グレンフィディック 18年 × 松茸のソテー
グレンフィディック 19年 ディスカバリー マディラカスク・フィニッシュ × 葡萄とシェーブル・チーズのグラティネ
という秋を先取りしたフード・ペアリングをご用意させて頂きました。
今回のポイントは、寄り添う形のフードをご提案させて頂く事でした。
みなさまに一番意外性を感じられたのは松茸だったのではないでしょうか?
たしかに松茸は香りも高いのでウイスキーとは合わない様にも感じてしまうかもしれません。
しかし、松茸を食べてからグレンフィディック18年を飲みますと・・・・
口の中で「土瓶蒸し」の余韻が感じられます。
実際にやって頂いたら面白いと思うのですが、ウイスキーが松茸の出汁に変わってしまうのです。
今回はテイスティングという事も有りましてできなかったのですが、トワイスアップで試して頂いた方がよりその味わいが良くわかると思います。
葡萄とシェーブルチーズのグラティネは、もう想像通りの味わいになるわけでして鉄板ですw
そして、今回は特別に樽のセミナーも開催させて頂いた訳ではございますが、今回はとある蒸溜所からスティーブを一枚お借りしまして、実際に樽の内側がどのようになっているのかを手に取ってもらう事を致しました。
そこで一番に非常に面白いな〜と感じた事なのですが、大体の方が鼻を近づけて香りを嗅いでいた事に有りました(笑)
実は私もやっていたのですが、みなさんの取る行動が同じだった事に共感を覚えてしまいました。
次回も引き続き樽のプチセミナーを開催させて頂きます。
そして、またセミナーの時期ですが少し調整をかけて9月下旬か10月下旬に開催させて頂こうと思います。
また、10月11日には浜松にてウイスキー入門講座と大試飲会も開催されます。
こちらもどうぞお見逃しなく!
当店にて受付も可能です!
宜しくお願い致します!