こんにちは、あだもです。
先日アップしそびれたのはこんなのでした。
Glenglassaugh 1972/2010 38yo 59.1% #2891 303bottles
selected by Andrea caminneci gor Germany
ボトルや箱がいろんなボトルで共有されているのでわかりづらいですが、ドイツ向けのオフィシャルのグラッサです。
このブログでは写真だけ(笑)何度か登場してますが、whiskybaseでは非常に高得点をとっているボトルです。
オフィシャルの68も結構よかったのですが、個人的には一線を越えないレベルでした。このボトルも海外の評判はよいけど本当にそんなに美味しいの?と疑心暗鬼のまま飲んでみました。
結論からいうと、むちゃくちゃ美味かったです。飲んでいてほんとにぞくぞくしました。こういうのって自分で勝手にハードル上げすぎて超えられないことが多いのですが余裕でクリアです。
まず第1印象としては、上質なハチミツにほんのり八橋(ニッキ)のニュアンス、長熟ですが枯れてる感じは全くなく、香りも味わいも濃厚。しっかりとしたボディに適度なウッディネスとスパイシーさ。余韻までうっとりでした。
開封したてはここまで開いてなかったそうなので、丁度よいタイミングで飲んだのかもしれません。
このあとサマローリのギリーをいただくことになるのですが、後半はずっとぞくぞくしっぱなしでした。グラッサとギリーを同日に飲んだ人でグラッサのほうが良かったといっていたお客さんもいたそうです。系統が全然ちがうので単純に比較はできませんが、個人的にも甲乙つけがたいくらいよかったです。
ほかのオフィシャルのデキャンタとかに比べるとかなり割安だったとはいえ、こんな高額なグラッサ300本も引っ張ってきて詰める勇気ってすごいですよね。なんぼ美味しくても売れ残りそうですが、とうの昔に完売。このインポーターの勇気に感服です。
う~ん、実に幸せな1日でした。