大好きなブルイックラディです。
最近は、ポート・シャーロットやオクトモアが注目を浴びていますが、もう少し評価されて
ブルイックラディ10年(43度、750ml) Bruichladdich
蒸溜所は、アイラ島の西岸にあり、スコッチウィスキーの工場としては、最西端に位置している。ダンダスヒル&ヨーカー・ヴァーヴェイズ社のロバート、ウィリアム、ジョンゴーレイ・ハーヴェイの3人によって蒸溜所が建てられたのが1881年。
当時の最先端をいくコンクリートづくりであった。1886年にはブルイックラディ・ディスティラリー社となった。一時はインバーゴードン・ディスティラリーズ傘下となったが、1993年の終わりからJBB(グレーター・ヨーロッパ)社の所有となっている。所内には数多くの古い機械や蒸留技術が残されており、見学が楽しい蒸溜所だった。悲しいことに1995年の1月の終わりに生産調整のためか、突然閉鎖されてしまった。JBBは新たに事業拡大する一方で、帰属するブルイックラディ、ならびにタムナブーリン、タリバーディン蒸溜所の操業停止を決定した。以後、独立系瓶詰め業者のマレー・マクダヴィッド社が買収交渉を仕掛け、2000年12月19日にJBBは同社への売却を発表。翌年1月16日に最終合意に達した旨のアナウンスがなされた。かつてボウモア蒸溜所でブランド・アンバサダーを務めたジム・マッキーワン氏が参画。2001年春、操業開始(年2回の蒸留)。新たに10、15、20年物がリリースされた。
発酵漕はオレゴン・パイン(松)製が6基。ポットスチルは小ぶりのストレートヘッド型、1975年に2基から4基(初溜2、再溜2)に増設された。仕込用水は地元の丘陵の貯水池から引いている。年間の生産量は200万リットルである。
蒸溜所は、ポート・シャーロットと絵のように美しいポートナハーヴンの村へ向かうA847沿い、ロッホ・インダール(湾)の西海岸に位置している。蒸溜所の漆喰の壁は、いつも潮の飛沫にさらされている。そうした点では、同じアイラのラフロイグ蒸溜所に似ている。ただ、ラフロイグの様な医薬品的な激しい香りをこのモルトは持たない。水を内陸の貯水池からパイプで引いているためではないかという。また、ブリックラディックと外海との間にあるリンズ・オブ・アイラの山並みが、吹き続ける風や天候から蒸溜所を守っている為だとも言われている。酒名はゲール語で”海辺の丘の斜面”の意。
ブルイックラディ10年は、インヴァー・ゴードン社当時の旧ボトルで、10年物。ブルイックラディ蒸溜所は、1993年以降~2000年までJBB社の所有となっておりマレー・マクダヴィッド社による買収後のボトルからカウントすると、2世代前となる。アイラモルトのなかで最も香り豊か、かつ、ドライで比較的軽めの仕上がり。
色 :わずかに緑の色合いを持つ淡い金色。
香り :繊細なピート香、かなり軽く刺激は余りない
フレーバー :豊かで良い味わい、スモーキーでドライ、他のアイラものにある重厚さはない
フィニッシュ:良好な長さ、とてもくっきりしたフィニッシュ
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ15年(46度、700ml) Bruichladdich
ブルイックラディ15年は、2001年に操業再開を果たしたマレー・マクダヴィッド社によるニューボトル。輝きを伴った淡い琥珀色を呈し、ピーチ、ペア、アップルといったフルーツを思わせる香りを示し、リッチなボディ、トフィーやバニラの風味を感じさせる。レシピは、バーボン樽85%、オロロソ・シェリー樽15%とか。
香り :フレッシュ。すがすがしい香りとオーク。ハマカンザシ、レモン、モルト、タブレット、シナモンパン、クリームの中のモモの香りが立ち昇る。心地よいナッツのような、海辺の風。塩水と熱い貝殻。
味 :最初はライトでクリーンな大麦や麦芽風味。そして、草のような甘さ。やがて一連の小さな爆発とともにペッパー風味がしてくる。とても生き生きとしており、良い。
フィニッシュ:特徴的な塩と鉄の香りが現れて来る。
追記:15年と同時に10年と20年がリリースされている。
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ15年・セカンド・エディション(46度、700ml) Bruichladdich 15yo (2nd Edition)
もっとも洗練されたキュヴェと謳われたブリックラディ15年のセカンド・エディションは、最高級ソーテルヌの誉れ高き「シャトー・ディケム」の空樽で仕上げの熟成を施したものだ。
裏ラベルには、'Hedonistic Mellow, rich nutty, exotic, honeyed, fresh fruit salad: Yquem inspired', 'Matured in Bourbon casks for 15 years, and then mature enhanced in "Premier Grand Cru Classe" Sauternes casks for 25 weeks' と記されている。ソーテルヌのプルミエ・グラン・クリュ(特別1級)とくれば、、、まあ、しっかりとイケムにインスパイアされたとあるし。
舌触りがサテンの様に非常に滑らかで、フレッシュフルーツやスイカズラが爽やかに香る一方で、アーモンドヌガーの様なふくよかな甘みもある複雑な味わいが楽しめる。
香り:トフィー、バタースコッチで始まり、次ぎにバニラ、柑橘、アプリコットで最後に少しの麦芽、そして、下でずっとトーストっぽさが支える。
味 :最高に繊細、クリーミー、アプリコット、ほのかにオレンジ・マーマレードの風味のよさ、スパイシーな果実っぽさ。後味:濃厚なドライフルーツでバタースコッチ、チョコレートの甘さ、深まるトーストっぽさをともなう。
総評:優雅で魅惑的、一方では深さと広がりを与える。
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ20年・セカンド・エディション(46度、700ml) Bruichladdich 20yo (2nd Edition)
2001年9月、蒸留所の再開とともに発表された20年物のファースト・エディションは、翌年に数々のゴールドメダルや表彰を獲得しながらも、そのストックの少なさから市場から姿を消してしまった。
あれから2年、再びブルイックラディから発表された20年は、周囲の予想を覆す驚愕のキュベとしてその姿を表した。セカンド・エディションと明記された褐色のウイスキーはバーボン樽で20年の熟成の後、5週間ムールベードル(MOURVEDRE)ワインの樽にてフィニッシュをかけられたエキゾチックなブルイックラディ。
ムールヴェードル(MOURVEDRE)は,スペインのバレンシア地方、フランスのローヌ地方の地中海に面した地域で栽培されている葡萄品種。ベリー系のフルーツやプラムハーブのような芳香と味わいは、ブルイックラディに果実味という更なる味わいの層を加え、このセカンドエディションを比類なきウイスキーへと進化させた。
FLIRTATION(たわむれ)というニックネームを併せ持つこのセカンド・エディションは、ウイスキー界の重鎮ブルイックラディのマスター・ディスティラー、ジム・マッキュワン氏の情熱と、蒸留所のディレクターでワイン商のマーク・レイニア氏のワイン知識が融合して生み出されたシングル・モルトである。
Nose : ripe sultanas and dough
Taste : mouthwatering fruit and then a drier, vanilla-dominated maltiness
Finish : move vanilla topped up with grape
Balance: all the fun is in the chase with this one…
■Bruichladdic Twenty FLIRTATION
A Risque development in the continuing adventures of the Laddie, the provocative second edition of Bruichladdich Twenty. Merely to imitate the award-winning First Edition was never an option. Instead, being the individualists that we are, we wanted a dram that was just a little different. Jim McEwan, Master Distiller, has therefore created an evocative cuvee that is an intrigue, a liaison dangereuse. Anter twenty years maturing in Bourbon barrels, the Laddie was coyly introduced to spicy Mourvedre wine casks from Rivesaltes on France's Mediterranea coast. It was a flirtation, a holiday romance, that was almost over before it had begun. The result of this dalliance is that the expected profound spirit shews the gentle nuances of alluring fruit flavours, with just a hint of subtle spice aromas adding to the overall multi-layered experience. The passion of this brief encounter was enough to bring a blush to the Laddie's cheek…
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ20年・サード・エディション(46度、700ml) Bruichladdich 20yo (3rd Edition)
ブルイックラディ20年・サード・エディションは、バーボン・バレルで20年の熟成を経た後、マディラ・ワインの中でも最も甘口のマルムジー(マルヴァジア)の空樽で仕上げ熟成を行たもの。アイランズのサブタイトルを持つこのモルトは、輸入元の資料によるとマディラ樽でのフィニッシュが期間はたったの5日間とか。
がしかし、色合いは非常に濃い色調をしており、チェリーやプラムのような濃いフルーツの味わい。それでいて、ナツメグのようなスパイシーさも隠されておりバランスが非常によいモルトに仕上がっている。
香り:まろやか、濃厚、上品で軽くチャーした特徴をともなう。焦げたレーズン、軽くプルーン、ほのかにクローブ、クルミをともなうフルーツケーキ。見事に凝縮している。
味 :十分まろやか。甘く芳醇な性質で、興味をそそる焦げた勢い。ブナの実。非常にソフトで繊細、穏やかで奥行きのあるプラムのようなフルーツをともなう。抑え気味にスタート、次ぎにフレーバーがゆっくり現れて広がり続ける。繊細で上品。
後味:なるほど。糖蜜のトフィーとアイスティー。
総評:古く穏やか。満面の笑み。
■Bruichladdic Twenty Year Old 3rd Edition "Islands"
Matured for 20 years on the Cletic Island of Islay in Bourbon Barrels, Then decanted into malmsey Madeira hogsheads to complete its journey. The perfect fusion of two Atlantic Islands – Islay with her windswept, rocky coastline and Madeira's more tranquil, sub-tropical warmth. The result is a dark, alluring, decadent malt. Intensely rich, with raisins, black cherry, vanilla pod, burnt orange, and fruit cake flavours that linger seductively. To maximise that flavour, we neither chill-filter to clarity, nor add caramel to colour the whisky. Bottled in this natural way it will become opaque when water or ice are added.
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ21年(43度、700ml) Bruichladdich
ブルイックラディ21年は、インヴァー・ゴードン社当時の旧ボトルで、21年物。ブルイックラディク蒸溜所は、1993年以降~2000年までJBB社所有となっておりマレー・マクダヴィッド社による買収後のボトルからカウントすると、2世代前となる。
色 :濃いゴールド
香り :強烈、複雑、食欲をそそる
ボディ :ミディアム、非常にしっかりしている
味 :あらゆるフレーバーが強まる。中間部分のビッグな麦芽風味は、力強い塩っぽさに変化する。比較的穏やかなウィスキーのわりには、この数年に見られる樽の風味が驚くほど欠如している。
フィニッシュ:複雑、ドライ、塩っぽい、食欲をそそる。
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ26年(45度、700ml) Bruichladdich
ブルイックラディ26年は「スティルマンズドラム」を構成する一品。スパイシーかつフルーティ、シェリーや少し焦げたオーク、潮風の香りが渾然一体となり、非常にアロマティックなミディアムボディの佳酒だ。
スティルマンズドラムは、蒸溜所がJBB傘下であった当時、熟成庫に眠る優良な長期熟成のモルトを瓶詰した蒸溜所オフィシャルボトルのシリーズ。蒸留技師(スティルマン)のための”とっておきの一杯(ドラム)”の意味が込められている。
JBB社はインヴァー・ゴードン社とホワイトマッカイ社が、ケンタッキー・バーボン蒸留業者に買収されて出来た企業であり、正式名称はジム・ビーム・ブランド社。
同「スティルマンズドラム」を構成する蒸溜所として、
□アイル・オブ・ジュラ
■ブルイックラディ
■ダルモア
□フェッターケアン
■タリバーディン
□タムナブーリン
などが名を連ねている。ただし、ブルイックラディ蒸溜所は2000年末、インデペンデントボトラーのマレー・マクダヴィッド社に売却されたため、今後このシリーズ名で瓶詰めされることはないだろう。
No 000136
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ・3D ピート・プロポーサル(46度、700ml) Bruichladdich 3D Peat Proposal
かつてスコットランドの殆どの蒸留所がそうであった様に、アイラ島にあるウイスキー蒸留所も、歴史的にピートをふんだんに使用してウイスキー造りを行っていた。
今ではその味わいを知る人は少ないが、1961年まではブルイックラディも例外ではなかった。1960年代に入ると、ブルイックラディはそのスタイルを変え、現在、世界中で愛されているピートをほとんど焚かないブルイックラディへと生まれ変わった。
そして今、1960年代以前のオリジナルスタイルと、悲しくも3度に及ぶ蒸留所閉鎖の際にもブルイクラディへの愛情と忠誠心を見せてくれた人たちへの敬意を表してジム・マッキュワン氏が創り上げたのが、この”3D”ピート・プロポーサルである。
3つの異なる時代に蒸留され、3つの異なるピートレベルの、3つの異なる種類の樽で熟成されたブルイックラディ・3Dは、ブルイックラディ蒸溜所の過去、現在そして未来を垣間見ることの出来る多次元の一杯である。
*ファーストエディション(限定12,000本)
*蒸留所再開後初のピーティーなウイスキー
*3つの異なるピートレベル:5PPM、25PPM、40PPM
*3つの異なる時代:1989年、1998年、2001年蒸留
*3つの異なる種類の樽:リフィル・シェリー、リフィル・バーボン、フレッシュ・バーボン樽
*アイラ島でアイラの湧き水を使用し、46%でボトリングされた正真正銘のアイラモルト
*ノンチルフィルター
*ノーカラメル
ライト&ドライテイスト、上品なピート香と軽やかなフローラル香。スムーズな飲み口、極めて清涼感のある味わいのモルトだ。甘く、バニラやリンゴ、洋梨という果実系に、オークとシナモンそしてスモークが混ざり合う。フルーティーさと蜂蜜そして果皮を思わせる味わいは、最高に熟成されたブルイクラディに新たな新風が吹き込むことによって生み出されている。
Limited Edition Number 0291/12,000
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ・インフィニティ(55.5度、700ml) Bruichladdich 3D Peat Proposal
ブルイックラディ・インフィニティは、2005年に市場投入された、1989年、1990年、1991年蒸留のファースト・フィルのシェリー樽の原酒と、ポート・シャーロットをヴァッティングした意欲作。ピートが効いて、食欲をそそる造りに仕上がっている。ダークフルーツ系の香味に、ヴァニラのキャラが見え隠れする興味深い仕上がりだ。
A mix/vatting/blending/fudging of various styles from Bruichladdich Distillery, some first fill sherry casks from 1989, 1990 + 1991 with some young, peaty 'Port Charlotte style, bottled exclusively for a few of us independent whisky types. The result is an ace! The nose is of big, well-aged sherry whisky with a rumbling undercurrent of peat. The taste is a short prologue of sherry then a tsunami (sorry) of peat. Harmony is restored as the sherry comes back – int balance.
'Infinity – like the endless time and space of the magical island of islay where this unique spirit wasdistilled and matured in Sherry casks beside the wild Atlantic Ocean. A beautifully balanced whisky of finesse and maturity underscored with beguiling power. Flavours of dark fruits, mellow oak, rich vanilla are suffused with the smouldering warmth of peat fires ending in a fathomless finish. To manimise this purity of flavour, we neither chill-filter to clarify, or add caramel to colour the whisky. Bottled in this natural way it will become slightly opaque if water or ice are added.' "CLACHAN A CHOIN"
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ・ロックス(46度、700ml) Bruichladdich Rocks
ブルイックラディ・ロックスは、マスター・ディスティラーであるジム・マッキュワンが最近よく口にするキーワード”デザイナーズ・モルト”の例としてリリースされた品である。ファッション・デザイナーが顧客の好みに合わせて様々な洋服をデザイン、プロデュースするように、モルトもそんな自由度があっていいのでは?という発想から生まれたコンセプトだ。ブルイックラディがとことんこだわる伝統的な生産工程にちょっとしたいたずら心や実験を加え、新たなるモルトを創造して行こうとしているのだろうか。
ロックスのデザイナー的要素はノンピートであり、フィニッシュにワイン樽(グルナッシュ種)を使用していること。柔らかな紅茶色。かすかなぶどうと、爽やかなリンゴが香る中にブラウンシュガー、甘やかなバニラのキャラクターが感じられる。ノン・ピートならではの優しい味わいで、ヨーグルトのようなクリーミィさの中にチェリー、ストロベリーの様な甘さ。軽く飲みやすいので食前酒としてはもちろんオン・ザ・ロックにも最適。
■THE SOPHISCATED ISLAY MALT The Rock Of Ages
Bruichladdich ("brook-laddie") is built on the oldest rocks of any distillery in Scotland – 1800 million year oldGnesiss. But for the Caledonian Orogeny, an earth-shattering twist of fate, Bruichladdich would new be in Peru. Master Distiller Jim McEwan, inspired by his native island's rugged yet beautiful scenery, has created "Rocks" from a range of constracting cask types and ages to provide wave after wave of compelling citrus and subtle red berry fruit flavours. A soft, floral dram with a fresh sea breeze hint. To maximise this purity of flavour, we neither chill-filter to clarify, or add caramel to colour the whisky. Bottled in this natural way it will become slightly opaque if water or ice are added.
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ1991年 WMD II・ザ・イエロー・サブマリン(46度、700ml) Bruichladdich WMD-II The Yellow Submarine
2005年9月8日、英国海軍がアイラ島沖で訓練していた時に見失った、£50万もする無人探査の小型潜水艇がポートエレン沖合で発見された。発見したのは、ロブスター漁に出ていた地元の漁師ベイカー氏。氏はソレを引き上げて持ち帰り、展示。始め英国海軍は否定していたが、2ヶ月後にソレを引き取りに来たという。出所は明らかな筈と揶揄するアイラ島民。いつもは静かなアイラ全島を巻き込む、ちょっとした騒動であった。
ブルイックラディでは、この事件を記念して、話題の潜水艦をラベルにあしらったボトルをリリース。中身は、リオハ・ワインの樽をフィニッシュに使用したものだ。
柔らかな甘さやフルーティさが際立つこのボトル、蒸溜所は、潜水艇を回収に来た英国海軍に6本プレゼントしたという。舷側から撮った写真をべたっとラベルにあしらったこのボトルを贈るとは、、、厳しい、しかし、ウィットに富んだジョーク。1991年蒸留の14年物。
WMD-II The Yellow Submarine Lost & Found
Found, one submarine, wallowing aimlessly in North Atlantic near Islay
Colour: Bright yellow Distinctive markings: Ministry of Defence
Contact: Fisherman Baker on Islay 917850. Reward expected
The Coastguard know nothing about the bright yellow mini submarine. maked "MOD", bristling with hi-tech surveillance equipment found by an Islay fisherman floating dangerously under the surface of the Atlantic. It was towed to port, hoisted ashore, and kept sucurely waiting collection. The Ministry of Defence (MOD) "Defending the United Kingdom and its Intersets" at first denied it was missing, then it was not theirs, and finally that it must have been stolen; but the Coastguard were still looking for it… First spied on by the US, now the Brits,…whoever next?
"CLACHAN A CHOIN"
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ1994年 フル・ストレングス・セカンド・エディション(56.5度、700ml) Bruichladdich Full Strength (2nd Edition)
ブリックラディ・フルストレングスのセカンド・エディションは、1994蒸留、2005年瓶詰の11年物。ラベルに表記はないが、実は2週間~1ヶ月程度、マディラ・ワインの空樽で仕上げの熟成を施したウッド・フィニッシュ物である。麦の甘みに加え、バナナ・チョコレート・ハチミツが感じられる。そのふくよかさをプラムやレモンシャーベットが適度に抑え、カスク・ストレングスながらも飲みやすい一品となっている。
"Christmas cake: intensly rich, dark and sweet. Raisin and dried fruits."
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ブルイックラディ・オーガニック2003 アンス・アン・ト・セアン・ドイグ(46度、700ml) Bruichladdich Organic 2003, Anns An T-Seann Doigh
初のオーガニック・アイラ・シングルモルト(バイオ・ダイナミック協会保証)。
2003年蒸留の原酒をアメリカンオークの新樽と古樽で熟成。アイラ・スプリングウォーターを使用し、ノンチルフィルター、ノンカラーリングでボトリング。今までで最もクリーミーな仕上がりの一つ。15,000本限定。
ボトルにある ANNS ANT-SEANN DOIGHとは、IN THE TRADITIONAL WAY(伝統的な方法)”の意味。
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
ポート・シャーロット・アン・トラス・モア(46度、700ml) Port Charlotte An Turas Mor
ポート・シャーロットは、アイラ島のブルイックラディ蒸溜所で、フェノール値約40ppmの麦芽を使用して造られる、ピーティなシングルモルトウイスキー。
ポート・シャーロットのマルチヴィンテージなヴァッティングのアン・トラス・モアは、バーボン樽で熟成した色々な年数の原酒を、冷却ろ過、カラーリングをせず、46%でボトリングした、ポート・シャーロット初の定番モルトだ。
香りは、熱々のバニラキャラメルにピートスモーク、松の林で、時間が経つにつれヨードがどんどん出て来る。味は、甘やかで、クリーミー&フレッシュ。ミルクキャラメル、バニラ、ピート、塩の後にレモン、ブラックペッパー、シナモンが続き、フルーツシロップとスモークの余韻を伴い消えていく。飲み込んでいく度に、どんどん旨味が増していく秀逸モルト。
色:オールドゴールド
香り:ピートスモーク、バニラ、キャラメル、レモンピール、松の林、ヘザーの湿地、
味:甘やか。バニラ、麦芽、ミルクキャラメル、綿アメ、レモン、塩、ブラックペッパー、シナモン
バーボン樽熟成
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
オクトモア3_152 5年(59度、700ml) Octomore /3_152
話題の商品を次々とプロデュースしているジム・マキュワンが率いるブルイックラディ蒸溜所、ここから圧倒的な個性を持つシングルモルトが発売された!
オクトモア3_152は、ブルイックラディ蒸溜所でフェノール値152ppmのヘビーピート麦芽を使用してつくられた世界で最もピーティなシングルモルトウイスキー。
今回のリリースはフレッシュバーボン樽熟成の第3弾で、昨年のリリース同様、5年熟成、カスクストレングスでのボトリング。18,000本限定。
まず、攻撃的にピーティな香り。時間をかけて慣らしながら嗅いでいくと、ヨード、キッパー、海藻に甘い麦、バニラ、ジンジャーなど色々な香りが積み重なり、甘くそしてパワフル。フルーツオイル、塩キャラメル、チョコバニラアイスのフレーバーは、はじめ優しく感じますが、圧倒的なボリュームのピートジュースがじわじわと勢力を広げ、絶対的な地位を占める。馬鹿げたほどピーティでありながら、見事に完成されている。
期待を裏切らない存在感と、アグレッシブなフレーバーは正に唯一無二で、世界一ピーティというセールスポイントがはっきりした、秀逸なアイテムである。
Bruichladdich Distillery Co.,Ltd.、イギリス
もいい蒸留所だと思います。