秋の夜は、オールドヴィンテージなシングルモルトウヰスキーを静かに啜って一人ごち(その5、ハイランドパーク)
2010年11月05日21:15
Highland Park ハイランドパーク
ハイランドパーク40年
Highland Park
屈指のシングルモルトウイスキーを世に送り続けるハイランドパーク蒸留所が、その伝統と技術の集大成として40年物を350本限定でリリースした。伝統製法の5つの要である“5KEYSTONES”と、長期熟成に向くリフィルのカスクで施された40年に及ぶ熟成が、他の追随を許さない完璧とも言うべきバランスと深い味わいを生み出している。
世界的なウイスキー評論家であるデイヴ・ブルームは、ウイスキーマガジン2008年6月号で「ハイランド パーク40年」を“大変エキゾチックで驚くほどセクシー、長期熟成の物の中で最も優れた第一級品である”と賞賛し、極めて高い評価を与えた。
さて、正面に「ハイランド パーク」の銀のアミュレット(ロゴマーク)が掲げられたボトルは、わずかに裾広がりのあるベルボトム風のデザイン。その姿は、重厚感あるデキャンタを彷彿させる威容を湛える。また、収納ボックスは、ダークな色調の、オーク材による贅沢なキャビネット風仕上げ。正面には、職人により銀のアミュレットがはめ込まれている。
また今回、注目に値するのは、収納ボックスに同梱された革装のブランド・ガイダンスブック。シンプルで上品なデザインと、手作りで細部にまでこだわったこのガイダンスブックは、総頁数28頁の陣容。表紙を開けば「ハイランドパーク40年」の製法や多彩な魅力が綴られている。
果たして。ダークフルーツとビターチョコレートのキャラクターがゆかしい、全蒸留酒の中でも出色の逸品!
この年輩モルトが、なんと、こんなにフレッシュ!?
怪物だ!!
d=(^o^)=b