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モートラック

晩秋の最後は…これで…決まりです…1938年蒸留のモートラック70年、答えは此処に在りました、な、余りに華麗な、全ての酒の中でもピカ一な出来映えに陶酔至極な有り様でした!

2010年11月20日13:14

モートラック70年(1938年)

46.1度 200ml

ゴードン&マクファイル

日本経済新聞(2010/3/15朝刊)に「世界最古のウイスキー」が発表という記事が掲載されたが、実は、それがこのモートラック70年だ。

1938年に蒸留された、幻のウイスキー!

通常サイズで54本ボトリングされた際、1本約140万で販売された時にあっという間に売り切れ、1本はエリザベス女王に献上され、またエジンバラの国立博物館にも展示されていると言う特別な1本。

70年もの間、シェリーカスクにて熟成されていたにも関わらず枯れておらず、生き生きとフルーティー。

1938年10月15日蒸留、2008年10月15日瓶詰。ファーストフィルシェリーカスクより、カスクストレングスにてボトリング。

ボトルは手吹きのクリスタルデキャンタ。それをブラジルのローズウッド製木箱に納めている。

色:日に焼けたマホガニー

香り:柔らかく、ワックスやフルーツが香る。マラスキーノやマデイラが、微かにフレッシュなオレンジピールの様な柑橘になり、アプリコットジャムへと変化する。アーモンドスライスや花の香りが最終的にココナッツオイルへと変貌する。

味わい:驚くほど躍動感に溢れ、口当たりはオイリーで滑らか。ドライだがタンニンが効き過ぎている訳ではない。干しイチジクやタバコ、軽いスモーク。

撃沈します(笑)

溺れます(笑)

ブクブク…

勿体ないから、一杯だけ(笑)

勿体ないから、アイラは飲まずに寝ました(笑)

がお~

おまけ

オールドなボトルで、お気に入りは!

リヴザルト1929年(16度, 750ml) Rivesaltes

ルーション地方リヴザルトで産する赤のヴァン・ドゥ・ナチュレル。2000年1月のボトリング。

バルデスピノ・ス・マヘスタッド(21度, 700ml) Valdespino, Su Majestad

ス・マヘスタッド(皇帝陛下)は、1883年に、スペイン王アルフォンソ12世から王室御用達(1883.5.9)商人として認められたアントニオ・バルデスピノ氏がこれを記念して、当時最も古く貴重なオロロソ6樽を選んだ物。以来100年を越え、王室で飲まれた分、蒸発した分を除いて今に残る2樽がボデガに残った。シェリー界の長老ミゲル・バルデスピノ氏が引退した1999年にこの2樽が瓶詰めされた。

推定200年以上のドライ・オロロソ。味わいには重厚感があり、複雑。正に、歴史的なシェリーの逸品である。

Valdespino, スペイン

ダルモア・カンデラ(45度、700ml) Dalmore Candela 50 yo

Candela has been created by master blender Richard Paterson from very old vintage stocks, with the youngest from 1951 and the oldest going all the way back to 1868. Just 77 bottles of this have been released.

焦げ茶色。メスクワイト、シダー、バルサミコのトップノート。タール、ドライプルーン、桑の実のアロマ。スターアニス、ヴィンコット、ヴィンサントのニュアンス。キャラメリゼなキャラクター。ペドロ・ヒメネスのテクスチュア。濃いが、切れは悪くない。グレート!新しい樽が1951年!古い樽が1868年!全ての蒸留酒の中でも最高級!有り得ん!!陶酔、呆然、茫然、悶絶!

Dalmore Distillery、イギリス

マッカラン1951年(48.8度、700ml) Macallan

マッカラン蒸溜所オフィシャルのオールドヴィンテージ。2001年リリース。1951年蒸留の50年物で、カスク番号1541、1542からボトリングされている。フルボトルは621本、ミニチュアボトルは400本の限定リリース。

香り:煤をを思い起こさせるオーキー過ぎるカルヴァドスの香り。
味 :甘く糖蜜のよう。すぐにペッパー、土、ピーティ、焦げた風味になる。フェノール香。若干イオウ。
後味:オーキー、ウッディ。

The Macallan Distillers Ltd、イギリス

キャメロン・ブリッジ1954年(46度、750ml)Cameronbridge

キャメロン・ブリッジ1954年は、シグナトリー社のボトルで1954年蒸留,1989年瓶詰のシングルグレーンウイスキーで35年物。

on 21.06.54、Bottled 8.89. Cask nos 1-2. Bottle no 128 of 450

Signatory Vintage Scotch Whisky Co.,Ltd.、イギリス

ナッポーグ・キャッスル1951年(40度、750ml) Knappogue Castle

ナッポーグ・キャッスル1951年は、1951年蒸留、1987年瓶詰の36年物。現社長の父アンドリュー・シニアが、かつてタラモアに操業していたB.デリー蒸溜所産のピュア・ポット・スティルを買い取り、コーク・ボンデッド・ウェアハウス(熟成庫)に収めて熟成させた超レア・アイテム。1987年、熟成のピークに達した原酒を加水調整してボトリングしたもの。

Knappogue Castle Co.、アイルランド

ルモルトン・ラリーテ(40度、700ml) Lemorton, Rarete

カルヴァドス・デュ・ドンフロンテ地区の農園ルモルトン家自家蒸留の名品。カルヴァドス界の長老イシドール・ルモルトン氏がオーナー。小規模生産のために数に限りがある。現在ではタイユヴァンやトゥールダルジャン、テランなどの超一流レストラン以外での婿とは困難。

ラリーテは、1890年から1910年にかけてのヴィンテージ原酒が使われている超古酒。当時のコレクションは極めて貴重で、そのため”ラリーテ(まれな)”と銘打っている。

Lemorton、フランス

シャトー・ポーレ・ボルドリ・トレ・ヴィユー(47度、700ml) Chateau Paulet Borderies Tres Vielle

コシが強く、花の香りに富むボルドリ地区産原酒を100%使用したコニャック。年間8ダースしか日本に輸入されない、通向きの超限定品。

80年以上熟成させた原酒を厳選。熟成の過程で、始め70度あったアルコール度数が瓶詰時には47度となっていたとある。従い、加水によるアルコール度数の調整は一切行っていない。

Chateau Paulet S.A.、フランス

レロー・トレ・ヴィエーユ・レゼルヴ・デュ・パラディ(47度、700ml) Lheraud Tres Vieille Reserve du Paradis

デュ・パラディは、1930年代に蒸留した原酒をオーク樽で長期熟成させた後、デミ・ジョン(4ガロン以上入る、かご巻き細口大型瓶のこと)に移し替えて秘蔵してきた稀酒の製品化。パラディとは仏語で”天国・楽園の”意味。コニャック生産者が”秘蔵の古酒”を保管する熟成庫(セラー)の呼称で、生産者達の誇りを貯蔵する特別の場所を指す。

Lheraud、フランス

ピエール・クロワゼ・エクセレンス(40度、700ml) Pierre Croizet Excellence

エクセレンスは、50年以上熟成させた原酒を骨格として、80年以上熟成させた自家蒸留のファン・ボア産原酒をブレンドしてあり、優れた芳香と深い熟成感が十二分に堪能できる逸品。 表面にひび割れ(cracked-vernish)の入ったクラシックなボトル。ボトルトップはワックスで封印されている。

Pierre Croizet、フランス

デラマン・レゼルヴ・ド・ラ・ファミーユ(43度、700ml) Delamain Reserve de la Famille

レゼルヴ・ド・ラ・ファミーユは、”一家の特別貯蔵品”の意味。グラン・シャンパーニュ産の原酒を55~60年間オーク樽で熟成させ、その後デミ・ジョン(4ガロン以上入る、かご巻き細口大型瓶のこと)に移し替えて保管した原酒を、特別にボトリングしたもの。

加水によるアルコール度数の調整は行っておらず、熟成の過程でアルコール度数が43度になったものをボトリング。シングルカスクであり、樽どうしのブレンドは行っていない。1920年代、第2次世界大戦以前に、グラン・シャンパーニュ地区のセント・プリュール近郊で蒸留された原酒を使用したボトリングした、貴重な逸品。

ラベルは、アンゴーレム近郊のムーラン・デュ・ベルジェで生産された、手漉きの麻紙に印刷したシックな出で立ち。

Delamain & Co.、フランス

テセロン Lot N゜29(40度、700ml) Tesseron Lot N゜29

テセロン Lot N゜29は、グラン・シャンパーニュ産のフォル・ブランシュ、ユニ・ブラン、コロンバール種のブドウを用いた、リムーザンオーク樽での熟成年数平均年数70年(30%以上の1906年と1930年代のブレンド)という厳選された原酒・巧みなブレンドの結果により得られた、グラン・シャンパーニュ規格ゆえの典雅を十二分に堪能するために創り上げられた至高のコニャックだ。エレガント、木香にスミレのベール。微妙な酸味、レンゲの花の蜂蜜の様な穏やかな甘み。鼻に抜けるアフターが何ともノーブルで心地よい。余韻は驚く程に長い。

S.A.R.L. Cognac Tesseron、フランス

ルレー・トレ・ラール・オル・ダージュ No.26(41度、700ml) Roullet Tres Rare No.26

トレ・ラールは、同社の”ファミリー・リザーブ”。50年以上の長きにわたってオーク樽熟成された原酒の中から、最良の物だけをボトリング。シングル・ヴィンテージの古酒で50年以上の樽熟成を経たものは、”dames-jeannes ”と呼ばれるガラス製のコンテナに移し変えられるが、コンテナ1つ辺り、ボトルにして33本分の容量だといわれている。正に、コニャックの鑑定家(コニサー)に向けられた至宝の酒である。

No.26は 1926年のヴィンテージ品。グラン・シャンパーニュ規格品。同社では他にNo.29(1929年)、No.45(1945年)を同時リリース。 更に、No.50(1950年)が加わった。

Serge Roullet et Cie、フランス

シャトー・ド・ラ・ブリス1942年(45.4度、700ml) Chateau de la Brise

シャトー・ド・ラ・ブリス1942年は、バ・アルマニャック地区に位置するマダム・ヴーヴ・ドゥクードルが所有する畑で収穫されたバコ種、ユニ・ブラン種の葡萄を原料に丹念に造られたヴィンテージ・アルマニャックの逸品。

1942年蒸留、1996年(Juillet)瓶詰の54年物。150本限定(No. 00013)。

Chateau de la Brise、フランス

ルモワスネ・マール・ド・ブルゴーニュ(40度、1460ml) Remoissenet, Marc de Bourgogne

ルモワスネ社が保有する熟成50年以上のマールを、マグナム・サイズのボトルにボトリングしたリミテッドエディションのマール・ド・ブルゴーニュ。

オーク樽で3年熟成させたのち、ディミジョンに保管。熟成時のアルコールの蒸発によりボトリング時には50度前後にまで度数が下がっていたという。加水調整の後にボトリング。枯淡の風合い、幽玄の境地が味わえる貴重かつ希少なるマールだ。

Remoissenet Pere et Fils、フランス

ラパラン1952(50度、700ml) Lapalun

ラパラン1952は、フランスの海外県のひとつマルティニーク島のプティ・ポーグの町にあったラパラン家の蒸溜所で造られたミディアム・ラム。

1952年に蒸留された物だが、1955年に蒸溜所は閉鎖。その後、南フランス・ニーム市に本拠を置くシャンタル伯爵家がこの酒のストック分を買い取り、1972年に発売した。

Chantal Comte、フランス領マルティニーク島

アルフレッド・ラムズ・スペシャル・リザーヴ1949年(40度、750ml) Alfred Lamb's Special Reserve

アルフレッド・ラムズ・スペシャル・リザーヴ1949年は、アルフレッド・ラムズ社創業時のラムを、現在まで熟成させてボトリングした、510本限定のリミテッドエディション。パンチョン樽で3樽分の超レア・アイテムの登場だ。

341/510, Bottled at: Dumbarton, Date of Distillation: 9/9/49
Country of Origin: Jamaica

Alfred Lamb International Ltd.、イギリス

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