蒸留所を訪れた目的は、セミナー参加です。
とはいえ、予約せずに当日空いていたら・・・
程度なノープランで参加です。
幸運なことに参加可能ってことでしたので初セミナーです。
ウィスキー製造工程は無料のガイドツアーと
変わらないので、さらっといきます。
木製ウォッシュバック、いいですね。
それぞれのウォッシュバックには、『検定年月日』
が記載されています。
年代によって色が違いますね~。
形の違うスティルが並んでおります。
日本でブレンテッドウィスキーを作る場合は
いろんなタイプの原酒を一つのメーカーが
準備する必要があります。
そんなわけで一つの蒸留所で
できるだけ多くの原酒を造るために
スティルの形を変える必要があるんです。
変えないことを当たり前と考えるスコットランドと
変えないといけない境遇にあるジャパニーズ。
ウェアハウスは高層樽貯蔵庫相変わらずです。
この日はちょっと揮発量が多かったように思います。
セミナールームに移動していよいよマリアージュを学びます。
ショコラもマリアージュもフランス語ですよね。なぜ?
とか思いながら説明受けながらテイスティングしていきます。
チョコレートの良し悪しについての知見が乏しいので
感想は的を得ていないかもしれません。
ウィスキーはいろいろな香りの重なり合いでできているものです。
それをチョコレートとあわせると、香りのもつ範囲は狭くなります。
口の中で支配的なのはチョコレートの油分とアルコール感
香りは、カカオとフレイバーとウィスキーの持つ香りです。
端的に云ってしまえば、ウィスキーは香りの部分のみ。
味はチョコレートが支配してしまっているように思いました。
チョコレート4酒類とウィスキー4種類ありましたが
どれとどれの組み合わせがベストなのか?
という結論にも至りませんでした。
つまり、チョコレートとのマリッジは
“ウィスキーを飲みやすくする方法”であって
“ウィスキーを味わうための方法”ではない
ということだと思います。
シングルモルトでなくてもいいのかもね・・・