さて、蒸留所ツアー。
こんな時期なので、参加人数は自分1人。
去年も参加するツアーはほとんどが
ガイドさんとのワンツーマン。
いろいろ質問もできる反面
若干プレッシャーも感じますね。
ガイドさんの説明を載せてしまうと
ネタバレっぽくなりますんで写真中心で。
まずは原料の大麦。
BARLEY→MALT→GRIST
モルトの前段階を説明するのは珍しいですね。
というのは、大概の蒸留所は製麦業者から
モルトの状態で仕入れるため、発芽前のモルトを
見る機会ってのは少ないわけですね。
触ってみると、発芽前の方がぎゅっと
詰まっていて硬い感じ。
モルトは爪を立てると割れて中から
真っ白な胚乳が表われます。
続きましてマッシュタン。
3度に分けて3種類の温度のお湯を加えて
麦汁をつくります。
足早にウォッシュバックへ。
たしか、オレゴンパインと云っていたと思うのですが・・・
他の蒸留所ではステンレス製のウォッシュバックも
見かけますが、グラントは木のみのようです。
いろんなウォッシュバックをあけて、発酵の過程で
泡がどのように変化していくか、匂いがどう変わっていくか
を見せていただきました。
発酵が進むにつれてアルコールの匂いが強くなり
酸味というか、炭酸ガスかな?を感じるようになります。
メインイベントは蒸留。
ワッシュスティルとスピリットスティルを交互に配置。
蒸留真っ只中で、スピリットセーフの中は
どんどん蒸留したての初留・再留された
ニューポットが流れていました。
最後は貯蔵。
ウェアハウスの中なのでピンボケ・・・
鏡板が青いのと白いのは理由があると
説明受けたのですが、忘れてしまいました。
CAM PARI所蔵のものはCAM PARIと記載されています。
ロセスの他の場所にもウェアハウスを
もっていて、そちらにも原酒を貯蔵しているようです。
結構足早にツアーは終了。
おおよそここまで30分。
この後は、ショップに戻ってテイスティングし
流れ解散みたいな感じです。
テイスティングは、nonageと10年。
どっちも好きな味ですが10年の方がマイルドですね。
nonageのほうは『勝手に注いで好きなだけ飲んでいいよ』
って云われましたが、常識の範囲で1ショット程度。
グラントのショップは他の蒸留所の
ショップよりもグッズが安い気がします。
・テイスティンググラス 2つ
・ウォータージャグ 1つ
・ピンバッジ 3つ
・キーホルダー 2つ
を購入。
去年は17年カスクストレングスが蒸留所限定で
置いていたのですが、今年はG&Mのボトルとかでちょっと残念。
DBの25年はとてもすばらしいと云っておられました。
ちょっと買える値段じゃなかったけど・・・