買い溜めたボトルのストックの記事を書くのに必死な参段です。今日はお忙しい中、THE WHISKEYSのオーナーのミッショナリー様がお越し下さいました。ウイスキーキャットへのお土産も頂いちゃいました。ありがとうございます。”THE WHISKEYS”はバーボンとアイリッシュの専門店でお話をお伺いするだけでもすごい品揃えです。近々詳細がアップされるとの事なので皆様もマメにチェックしてみて下さい。
今回ご紹介するボトルはUD花と動物シリーズの2本です。これで当店の花と動物シリーズは計14本となります。”花と動物シリーズ普及協会会長”また新たに追加しておきましたよ。
まず初めにご紹介するのは、ピティヴェアック12年(1200円)です。ピティヴェアックとは・・・ダフタウン蒸留所の拡張工事のプログラムのひとつと1975年にアーサー・ベル&サンズ社によって建てられた蒸留所だそうです。ダフタウンの弟分にあたる蒸留所という事になります。
ピティヴェアックのピティ(Pitty)は”ピクト族の集落”を意味し、ヴェアック(vaich)はゲール語で”牛小屋”を意味するという事です。という事は直訳すると・・・ピクト族の集落にある牛小屋という事になるのでしょうか。ポットスチルはダウタウンと全く同じで、他の設備も熟成庫もほとんどが共通なのに、出来上がりはダフタウンと全く性格が異なっています。テイスティングノートは香り・・・シェリー酒、甘い。味・・・シェリー、洋ナシ、スパイシー、麦芽。フィニッシュ・・・スパイシーで長く、ドライ。とあります。う~んテイスティングノートを読むだけで美味しそうだ。
次にご紹介するのはマノックモア12年(1200円)です。マノックモアとは・・・1971年にUD社によってグレンロッシーの敷地内に第2蒸留所として新しく建てられたのがマノックモア蒸留所です。蒸留所のあるソーンズヒル一帯は、多くの森や丘が点在していて、野鳥の宝庫と言われているそうです。このボトルのラベルに描かれているのはグレイト・スポッテッド・ウッドペッカー(キツツキやクマゲラの一種)という鳥で愛鳥家にはたまらないボトルだと思います。ちなみに僕は愛猫家です(笑)
この12年物はレモン水か白ワインのように極端に色が薄く、オフィシャルボトルの中では一番色が薄いかも知れないらしいです。ちなみにマノックモアとはゲール語で”大きな丘”を意味します。香り豊かでフレッシュ、軽やかな飲み口、フィニッシュは香水、シナモン。う~んこれも美味しそう。
各々の蒸留所のハウススタイルが出ているという、見るだけで美味しい花と動物シリーズをご賞味下さい。
※whiskycat1494スコットランドモルトウイスキー蒸留所カウンター 93
#新入荷ボトル