シングルモルトの魅力を伝えたい!下町の寿司屋の上の一風変わったバーの店主参段です。今週のチャンスボトル!はシリーズとして引き続き行っていく予定でいます。
色々と考えましたが、今週のチャンスボトル第二弾は・・・
まずはスペイサイド地区、ローゼス地方の佳酒グレンロセス1973です。こんなに美味しいのにちょっと地味な感じなのであまりオーダーが無いんですよねぇ・・・。このグレンロセスは1973年蒸留で、瓶詰めは2000年なので27年熟成となっています。フルボディで厚みがある味わいは、シトラス、オレンジピールの香味と言われています。ボトルが全て丸~いので地味な感は拭えないのですが、味の方は絶対の自信ありです。
そしてもう1本はSMWS(ザ・スコッチモルトウイスキーソサエティ)のG2です。これはシングルモルトウイスキーでは無く、シングルグレーンウイスキーです。ノースブリティッシュ蒸留所で造られた、このグレーンウイスキーは本来サイレントスピリッツと言ってあまり特徴のない穏やかなウイスキーのはずなのですが、”香りに要注意”と題されただけあってグレーンウイスキーとしては珍しい躍動感のある味わいです。高いアルコール度数(65%)から放たれるアロマはトップノートはシンナーのよう、その中にもバナナのような香りがとても印象的なウイスキーです。始めはストレートでお好みに合わせて徐々に加水する事をお勧めします。その方が味わい易いと思います。
この地味ながらも印象深い二品を今日からの1週間限定で各ワンショット1000円でご提供致します。自信ありますよぉ~!
尚このチャンスボトルは9/3(月)~9/9(日)の一週間限定となっておりますので、お試しになりたい方はどうぞお早めにお越し下さい。