先日、出張漫才コンビ・・・もとい(笑)キャプテンジェームスと花喰氏がお越し下さった日の事・・・いつものように軽快なトークで始まり、ウォーミングアップにジントニックを飲んでから、おもむろにバックバーを眺めて「宮城峡!」と一言。はぁ~い!おおきにぃ~!宮城峡ですね♪かしこまりました。とジャパニーズコーナーのバックバーに手を伸ばそうとして・・・アッ!宮城峡は仕入れていなかった・・・。
するとキャプテンジェームスは「ないんすかぁ・・・。」と一言。「申し訳ございません・・・。」そう思いながら違うオーダーを頂戴しました。う~んさすがキャプテンジェームスだなぁ・・・宮城峡なんて渋いところをついてくるなぁ・・・でもあると思ってオーダーしてくれたんだから、仕入れられる物ならご要望にお答え出来る物なら仕入れよう!そう思って仕入れた宮城峡10年(800円)が遅ればせながら先日入荷致しました。
キャプテンジェームスが欲していた宮城峡とは・・・仙台市郊外にあるニッカウヰスキーの蒸留所です。ニッカの創業者、竹鶴政孝が広瀬川と新川川(にっかわがわ)のせせらぎが溶け合う場所で自らの手で清流を汲み、あまりにも清冽で磨かれた味に驚いてこの地に蒸留所を建設したと言う自然に育まれた素晴らしいジャパニーズモルトウイスキーです。
竹鶴政孝はこの地を”宮城峡”と称し、北海道余市に続く蒸留所を建設した時、彼の新しい夢が実現したのです。ウイスキーを愛してやまなかった竹鶴政孝が重厚な風味の”余市”とは違う、華やかでエレガントなモルトを造ろうと”宮城峡”の地を新たな夢の出発点にしたそうです。
竹鶴さんのモルトウイスキーへの情熱を感じながら”宮城峡”を味わってみて下さい。
#新入荷ボトル