今日は今日とてコンバンハ・・・本日は若旦那が迎える事の出来なかった44回目の誕生日のお祝いを独りこっそりする猫バー専属バイヤー参段ちゃんです。う~ん・・・気合や気合~
という事でビール普及協会名誉会長に敬意を表してビールのお話を・・・
先日のお休みに参段ちゃんは生まれ故郷の高槻市に酒蔵見学に行ってきました。
モルトバーと言えど・・・取り扱いが無いと言えど・・・日本人である限りは日本酒を知らないでどうする!と自分自身で思ったかどうかは定かではありませんが、日本酒の事を学んでみるのも楽しかったです。
参段ちゃんが住んでいた十余年前に比べると周辺の雰囲気はガラッと変わっていました・・・造り酒屋があるのは知っていました・・・江戸から続くこの酒蔵は戦災に遭う事無く生き延び、細部を修繕しながら現在に至っているそうです・・・改めて見てみると凄いんだなぁと実感しました。
平日しかやっていないのですが、この日は運良く開いていて色々と見学させて頂きました。
冬では無いので残念ながら仕込みはやっていませんでしたが、建物の事やお酒の事などを懇切丁寧に説明して下さいました・・・設備も見させて頂きました・・・醸造用の仕込水に使う井戸の中も覗かせて頂きました・・・当たり前ですが?とても深いのでビックリしました・・・仕込水も飲ませて頂きました・・・柔らかい感じがしたので軟水かなぁと思いました。
その他地ビールの事やモルトウイスキーを蒸留する時に使うポットスティルより遥かに小さい単式蒸留器を使って造る酒粕が原料の粕取り焼酎の事等も教えて頂きました。
そんな感じで楽しい大人の工場見学を終えたもののオートバイでの見学だったので試飲は出来ませんでした・・・それにこのまま帰るのも悪いなぁという事でバイヤー参段ちゃんはお小遣いを駆使して?仕入れをしてきました。
滅多に飲めないであろう?国乃長ビールです・・・参段ちゃんが奮発してサービスのこれらは一律800円です・・・が・・・超限定入荷ですので各2本ずつな事をご了承下さい。
ここからは重要な?受け売りの薀蓄ですのでご興味のある方はご一読下さい。
大阪 国乃長ビールを醸造する寿酒造とは・・・
日本最古の醸造地である「摂津富田郷」・・・富田という地名は、この地が皇室御料の”屯田”であったことに由来しているそうです・・・ここで作られた酒造好適米と阿武山山系から石灰層を通って湧き出る良質の水から富田の酒は醸されてきました・・・この地で大規模な酒造りを始めたのは、文明3年(1471)の奈良屋という酒屋であり、それ以降江戸中期には酒造家29軒にまで発展したそうです・・・実にスコッチウイスキーの1494年より20年近く古い歴史がある富田の酒蔵・・・そんな酒造りには由緒正しい地、そこで造られたビールが国乃長ビールなのです。
日本のビールの発祥には諸説がありますが、大阪が発祥という説があります・・・ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが明治5年(1872)に日本人自身が初めて手掛けた「渋谷(しぶたに)ビール」です。
その後、大手企業にのみ醸造が許された時代が長く続きましたが、平成になり規制緩和として小さな醸造所も「地ビール」を生産できるようになりました・・・よなよなエールもその内の一つですね・・・で参段ちゃんが今年行った食博でも日本酒の造り酒屋が地ビールのブースを出していました。
国乃長ビールは上面発酵酵母(エールビール)ならではのフルーティな芳香と風味がありますよ~・・・このビールは熱処理、ろ過を施していない生きたままの天然酵母が入っていますよ~(銀河高原ビールみたいな感じ?)・・・ビタミンB2,B6、B12等が含まれて整腸作用、免疫力強化も出来ますよ~・・・しかもコレステロールによる高脂血症を防ぐ働きもありますよ~・・・美容と健康にも良いですよ。
本日は明け方にビール普及協会名誉会長の誕生日に敬意を表して、日本のビール発祥の地大阪が育んだ地ビールのご紹介でした。チャンチャン♪
#日々の出来事