先日仕入れたローズバンクを探している時に、ジャパンインポートシステムとSATOさんから追加で新しいローズバンクとローランドモルトのオファーがメールでやって来た。ローランドモルトの新しいオファーかぁ・・・見たら絶対買いたくなっちゃうよなぁと思いつつ・・・メールに添付されているワードのファイルをクリック・・・ポチっとな(笑)
おぉ~!こんなローズバンクもボトリングされているんだ!説明を読んでいると・・・文章が進み「ST.MAGDALENE 23YO 1982 」うわぁ・・・やってしもた・・・見てしもた・・・あぁ・・・またkawakitaさん(このコメントにはまっています)にならなあかんわ・・・(笑)清水の舞台から 飛び下りまくりの日々が続いてしまうわ・・・と自身を嘆いていました。
しかしその衝動を抑える事が出来なかった・・・早速SATOさんに電話して「すんません今回リストもらったローズバンクとの注文と一緒に・・・(一瞬躊躇するも・・えい!言っちゃえ!)セ・セ・セントマグデランを・・・取り寄せて下さい!」と悪い癖が出てしまいました・・・(笑)
ダグラスレイン社のOMC(オールドモルトカスクシリーズ)のセント・マグデラン23年。(3000円)モルトウイスキー大全でも「今のうちにトライしたい、絶滅寸前の聖なるウイスキー」と紹介されているように、スコットランドで蒸留所の閉鎖が相次いだ悲劇の1983年に同じくして閉鎖してしまったローランドの蒸留所である。
スコットランドのエジンバラから西へ20キロほど行った所にリンリスゴーと言う古い城下町がある。そのリンリスゴーで生まれたのが、「悲劇の女王」と言われたメアリー女王で、スコットランド史では欠かす事のできない町である。セント・マグデランとは、リンリスゴーの町にある古い十字架の事で、マグデラン聖人にちなんでつけられたものであり、120近い蒸留所の中で「聖人」を名乗っている蒸留所はここだけである。「リンリスゴー」と言う名称でボトリングされている「セント・マグデラン」もある。
1983年に閉鎖が決定してから建物は歴史的建造物の指定を受けている為に外観はそのままに、高級アパートに改造され一般に分譲されていると言う。もちろん蒸留設備は撤去してしまっているのでストックが尽きた時点で永久に飲めなくなるモルトなので是非この秀逸なローランドモルトをお試し頂きたい。
参段はkawakitaさんを目指しています(笑)
#新入荷ボトル